マドリードで開催された初代スペインGPの予選において、ランド・ノリスが驚異的なアタックでキミ・アントネッリを抑えてポールポジションを獲得した。マックス・フェルスタッペンが3番手につけた激戦のセッションは、わずか0.011秒差という極めて僅差の決着となった。
マドリードの新サーキットで行われた緊迫のQ3最終盤
マドリードの新サーキットで行われたQ3では、まずルイス・ハミルトンが1分32.079秒を記録し、暫定ポールポジションに就いた。アントネッリが0.061秒差の2番手、ジョージ・ラッセルが0.186秒差の3番手につけ、シャルル・ルクレールが0.020秒差でラッセルの後ろに続く4番手となった。マックス・フェルスタッペンは暫定5番手で、ベンチマークから0.254秒遅れていた。
しかし、最終ランでランド・ノリスが1分31.824秒という驚異的なタイムを叩き出し、アントネッリを0.011秒で上回ってポールポジションを奪取した。これにより、ノリスはキャリア19回目のポールポジションを達成した。フェルスタッペンはトップと0.140秒差の3番手を確保し、暫定トップだったハミルトンは4番手へと後退した。ルクレールが5番手、ラッセルが6番手となった。
セッションを揺るがした波乱と上位陣の攻防
Q1では、アントネッリが1分33.267秒でトップに立ち、リアム・ローソンが0.043秒差、フェルスタッペンが0.071秒差で続いた。ノリスは4番手、FP3でクラッシュしフェラーリがSF-26の修復を完了させたハミルトンが5番手につけた。一方、地元スペインのファンにとっては厳しい結果となり、カルロス・サインツが0.005秒差の17番手、フェルナンド・アロンソもQ1で脱落した。また、サインツはバルテリ・ボッタスを妨害した疑いで調査対象となった。
Q2ではフェルスタッペンが1分32.431秒を記録し、アントネッリを0.160秒差で破って fastest time をマークした。ハミルトンが3番手、ルクレールが4番手、ローソンが5番手となった。アウディのニコ・ヒュルケンベルグは、アルビド・リンドブラッドとオスカー・ピアストリが記録した1分33.204秒にわずか0.019秒届かず、11番手でQ3進出を逃した。ガブリエル・ボルトレトは12番手となった。
また、ハースのオリバー・ベアマンはフリー走行3回目のクラッシュによる大破からの修復が間に合わず、予選に出走できなかった。アストンマーティンのランス・ストロールも水圧の疑いによりガレージに留まり、タイムを記録できずに終わっている。
予選上位陣の最終結果と決勝への展望
| 順位 | ドライバー | コンストラクター |
|---|---|---|
| 1 | ランド・ノリス | マクラーレン |
| 2 | キミ・アントネッリ | メルセデス |
| 3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
| 4 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ |
| 5 | シャルル・ルクレール | フェラーリ |
| 6 | ジョージ・ラッセル | メルセデス |
| 7 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン |
| 8 | リアム・ローソン | レッドブル |
| 9 | フランコ・コラピント | (ソース記載なし) |
| 10 | アルビド・リンドブラッド | (ソース記載なし) |
マドリードの特設サーキットにおける初陣のグリッドが決まった。わずかコンマ数秒の間にトップ集団がひしめく中、決勝レースではマクラーレンとメルセデス、そしてレッドブルによる激しい主導権争いが繰り広げられることになる。