ワシントン橋の補修遅れと有権者の怒り
2023年12月、検査官が深刻な構造上の問題を発見したため、州当局は急遽橋を閉鎖しました。その後、2024年3月までに補修工事は不可能であり全面的な架け替えが必要であるとの結論に至りました。州当局が当初今年中の再開を見込んでいたプロジェクトの完了予定日は、その後2028年11月へと大幅にずれ込んでいます。
薬局チェーンCVS元幹部のHelena Foulkes氏による挑戦
ロードアイランド州の現職知事ダニエル・マッキー氏は、10年ぶりに現職知事が予備選で敗北するという記録を生み出しました。マッキー氏は、プロビデンスのワシントン橋の修理問題を巡る批判に直面し、民主党の予備選で元CVSの幹部ヘレナ・ファルクス氏に敗れました。
ファルクス氏は、マッキー氏が2023年12月にワシントン橋を閉鎖した際の対応を批判し、修理作業の遅延を「失敗」と指摘しました。彼女は、橋の修理が当初の予定より長引いており、2028年11月までに再開される見込みだと述べています。このプロジェクトは、交通量が1日約100,000台に上る重要な交通インフラを扱っており、地域住民の生活に大きな影響を与えています。
全米で約10年ぶりとなる現職知事の予備選敗退
マッキー氏は、2021年にジーナ・ライモンド元知事の退任に伴って知事に就任し、2022年の一般選で当選しました。しかし、今回の予備選でファルクス氏に敗れたことで、全米で10年ぶりに現職知事が予備選で敗北するという記録を生み出しました。
ファルクス氏は、元CVSの最高経営責任者(CEO)で、25年間同社で勤務した経験を持ちます。彼女は、2024年の予備選でマッキー氏を倒すために、州政府の対応への不満を主張しました。彼女は、「人々は州政府が一部の有力者とだけ仕事をしていると感じている」と述べ、政府と市民の間の断絶を指摘しました。
異例のスケジュールで行われたロードアイランド州の予備選
今回の予備選は、9月に実施される州の予備選のうち、ロードアイランド州は数少ない例の一つです。この選挙は、労働者感謝の日から日程を変更した議会の決定によって、水曜日に実施されました。

マッキー氏は、ファルクス氏が「州の役職を買おうとしているが、政策の考えに信頼性がない」と述べ、彼女の資質を非難しました。一方、ファルクス氏は、マッキー氏が「実際の問題に取り組んでいない」と批判しました。
ロードアイランド州では、この予備選の結果が11月の一般選に大きな影響を与えるとされています。現時点で、この選挙区は強い民主党の支持を示しており、予備選の勝者には大きな優位性が与えられます。