2026年9月7日時点で、ウクライナ侵略におけるロシア軍の累計人的損害は約1,497,980人に達し、過去24時間だけで1,540人が死傷したとウクライナ軍参謀本部が発表しました。装備やドローンも含め、膨大な損害が継続しています。
ウクライナ軍参謀本部が発表したロシア軍の最新損害数
2022年2月24日の全面侵略開始から2026年9月7日に至るまで、ウクライナ軍参謀本部はロシア軍の戦闘損失に関するデータを日々更新し続けている。防衛関連の報道機関が伝えた最新の集計によると、ロシア側の人的損害は約1,497,980人に上り、直近の24時間で1,540人の兵士が失われたとされる。別の一部報道機関でも、ウクライナ軍参謀本部の公式発表に基づくデータとして同等の数字が示されている。
戦場における人的被害の拡大と同時に、ロシア軍の各種軍事装備の損耗も激しい。戦車や装甲戦闘車両、砲システムから無人機に至るまで、多大な物資が破壊され続けている。
破壊された戦車・火砲・ドローンの詳細な内訳
戦場の物的な損耗は、数多くのカテゴリーにわたって記録されている。ウクライナ軍の報告では、これまでに破壊された装備品として数万点単位の兵器が挙げられている。

- 戦車:12,332基(直近の24時間で1基増加)
- 装甲戦闘車両(APV):25,284基(同6基増)
- 砲システム:49,311基(同51基増)
- 多連装ロケットシステム(MLRS):2,103基(同7基増)
- 防空システム:1,609基(同4基増)
- 戦術レベルUAV(ドローン):502,717基(同1,473基増)
- 車両および燃料タンク:145,026基(同591基増)
なお、2026年9月6日にウクライナ軍参謀本部が報告した時点での数値は、人的損害が約1,496,440人で、そのうち過去1日で1,390人の死傷者が発生していた。同日の報告における装備破壊数は、戦車12,331基、装甲戦闘車両25,278基、車両および燃料タンク144,435基、砲システム49,260基、多連装ロケットシステム2,096基、防空システム1,605基、航空機441機、ヘリコプター355機、無人地上システム2,507基、空中ドローン501,244基、艦艇・ボート35隻、潜水艦2隻となっていた。
ウクライナ側の損失と国際的シンクタンクによる分析
“roughly 2.5:1 or 2:1.”
Photo: Ukrinform Center for Strategic and International Studies (CSIS), via The Kyiv Independent
CSISが発表した報告によると、ウクライナ側が被った損害の比率はロシアに対しておよそ2:1から2.5:1であると推定されている。ウクライナ軍参謀本部は、作戦上の機密を理由に、全面侵攻期間中の自軍の損失を明らかにしていない。
2026年1月のCSISの報告書では、ウクライナは2022年2月から2025年12月までに、おそらく50万から60万人の死傷者を出しており、そのうち10万から14万人が戦死(KIA)したと考えられていると述べている。
ゼレンスキー大統領が明かした戦死者数と回収の現状
ウクライナ当局が数字を公開することは稀であるが、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2月4日にFrance TVに対し、全面戦争の開始以来、少なくとも55,000人のウクライナ兵が戦死したほか、さらに多くの行方不明者(MIA)が出ていると語った。
また、ロシアによるドローン攻撃の激化と戦闘の激しさにより、DNA確認に必要な戦死した兵士の遺体回収がウクライナにとって極めて困難になっている状況にある。
