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USPSの内部告発者が郵送投票システムに欠陥と警告、中間選挙に混乱の恐れ

米国の連邦職員による匿名のエレクトロニックメールおよび内部告発により、米国の郵送投票を管理するために米国郵便公報(USPS)が構築を進めている技術システムについて、テストが不十分であり、欠陥があることが明らかになった。この告発は、コネチカット州選出の民主党上院議員リチャード・ブルーメンソール氏のオフィスに送られた20ページにわたる苦情を通じて詳細が公開された…

USPSの内部告発者が郵送投票システムに欠陥と警告、中間選挙に混乱の恐れ

米国の連邦職員による匿名のエレクトロニックメールおよび内部告発により、米国の郵送投票を管理するために米国郵便公報(USPS)が構築を進めている技術システムについて、テストが不十分であり、欠陥があることが明らかになった。この告発は、コネチカット州選出の民主党上院議員リチャード・ブルーメンソール氏のオフィスに送られた20ページにわたる苦情を通じて詳細が公開されたものである。

内部告発者が郵送投票システムの欠陥を警告

ブルーメンソール議員は、この計画について、投票を抑制する政治的目的のために意図的に故障するように設計されたものだと批判し、全米の有権者の権利を保護できない致命的な欠陥を抱えたプロセスであると指摘している。また、このシステムにより、今後の中間選挙において大きな混乱が生じる恐れがあるとして、郵便公報長官のデヴィッド・シュタイナー氏に対応を求めている。

トランプ大統領の行政命令と新たな検証ルール

今回の問題の背景には、ドナルド・トランプ大統領が3月に署名した行政命令がある。この命令は、市民の連邦リストを作成し、郵便公報に対してそのリストに該当する人物にのみ郵便投票用紙を送信するよう指示するものであった。この指示を受け、USPSは投票用紙を検証するための新たなオンラインポータルの開発を進めることになった。

A woman handles USPS ballot boxes on a wire shelf inside a large room
Photo: Votebeat

しかし、内部告発によると、USPSが本格的にポータルの開発に着手したのは6月に入ってからであり、通常であれば9カ月から12カ月かかるシステムを3カ月未満という極めて短い期間で構築しようとした。関係者の間では、システムのクラッシュが懸念されており、プロジェクトの公開予定日の直前には開発現場が混乱状態にあったとされている。

厳格なバーコード検証とゼロ%失敗率の懸念

告発文書では、USPSのシステムに重大な設計上の問題があることも指摘されている。USPSは、投票用紙の検証プロセスにおいて「ゼロパーセント失敗率」という方針を設定しているという。具体的には、郵便職員がバッチ内の投票用紙からサンプルとして1万枚中約400枚をスキャンし、連邦の郵便投票ポータル内のデータと一致するかを確認する仕組みとなっている。

USPSの内部告発者が郵送投票システムに欠陥と警告、中間選挙に混乱の恐れ
Photo: NBC News

もし1つでもバーコードが正常に読み取れなかった場合、そのバッチ全体が拒否されて州の選挙管理官に差し戻され、検証プロセスをやり直さなければならない。このような許容度の低い設計は、繰り返し発生する検証サイクルによって数千もの投票用紙の遅延を招き、州が有権者へ大量の投票用紙を郵送することを妨げる恐れがあると告発者は警告している。

進む法廷闘争と今後の展望

この郵送投票をめぐる計画は、投票権利団体や多数の民主党系州、政治組織による相次ぐ訴訟の中心となっている。マサチューセッツ州の連邦地方裁判所判事であるインディラ・タルワニ氏は、USPSの計画の主要部分の実施を一時的に差し止める仮処分を下した。

Whistleblower warns of potential 'failures' in new USPS mail-in ballot system

裁判所の命令にもかかわらず、USPSがプロジェクトの継続を命じられたことについて、タルワニ氏は先週の裁定で批判を行っている。連邦裁判所は、州が参加を強制されない限りにおいて政府がポータルの構築を継続することを認める決定を下しているが、この複雑な法制上の対立は、最終的に連邦最高裁判所で解決される見通しとなっている。

執筆者について: nipponese

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