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ケトレン・ヴィエラが計量超過で王座挑戦権を喪失、クリス・サイボーグ戦はキャッチウェイトで実施

この失態により、ヴィエラは同階級の王座挑戦資格を完全に失いました。ただし、試合自体が中止になることは回避され、両陣営の合意のもとでキャッチウェイトによる対戦として実施されることが決定しています。契約違反のペナルティとして、ヴィエラはファイトマネーの一部を没収されることになりました。…

Ketlen Vieira

この失態により、ヴィエラは同階級の王座挑戦資格を完全に失いました。ただし、試合自体が中止になることは回避され、両陣営の合意のもとでキャッチウェイトによる対戦として実施されることが決定しています。契約違反のペナルティとして、ヴィエラはファイトマネーの一部を没収されることになりました。

タンパ大会の王座戦に暗雲:ケトレン・ヴィエラの記録的な体重超過

王者のサイボーグ側は試合の成立を優先する姿勢を見せました。「今日、計量会場に行った時、ケトレンが体重を作れなかったことを知った」とサイボーグはコメントしています。さらに、試合を流言飛語から守り、無事に開催させるための水面下の交渉が行われたことを明かしつつ、自身がきっちり規定体重をクリアできたことへの安堵を語りました。もし試合中にヴィエラが勝利した場合には、サイボーグが自ら王座を返上するという異例の取り決めも交わされています。

腎臓と胃の激痛:ヴィエラ陣営が明かした苦渋の背景

ケトレン・ヴィエラはMMA Fightingへの声明で、昨夜から腎臓と胃に激しい痛みがあり、一晩中ひどい体調不良に襲われたと述べ、少しでも眠れるようにマスターのDedéがベッドに入り、背中をマッサージしてくれたと明かしました。ケトレン・ヴィエラ、MMA Fightingへの声明

ヴィエラによると、前夜から腎臓と胃に激しい痛みを覚え、一晩中体調不良に苦しみました。セコンドを務める師のアンドレ・“デデ”・ペデネイラスがベッドに寄り添い、背中をマッサージしながら睡眠を助けようとしたほどの重篤な状況だったといいます。朝になっても発作が再発したため、健康を最優先事項としてこれ以上の減量作業を中断せざるを得なかったと説明されています。もともとバンタム級を主戦場としていたファイターであり、計画的な減量自体は順調に進んでいただけに、不運な体調不良が大きく響いた形となりました。

輝かしいキャリアの岐路に立つクリス・サイボーグの現在地

長年にわたりトップ戦線に君臨し続ける秘訣について、サイボーグは自身の姿勢を次のように語っています。

41歳となった現在でも、21歳の頃より優れたファイターであるという自負を持ち続けています。「負けたときも引退しようとは思わず、次は練習して相手を倒すと考える」と語る通り、敗北を糧にする謙虚さと学習意欲がその強さを支えてきました。

引退の噂と動物救済にかける次なる夢

タンパ大会での試合を前に、これが自身の総合格闘技における最後の試合になるかもしれないという憶測が流れています。サイボーグ本人は引退を正式に明言こそしていないものの、今後はすでに6勝を挙げているプロボクシングへの本格的なシフトに関心を示しています。

Cris Cyborg celebrates winning PFL featherweight title in December 2025
Photo: BBC

しかし, 格闘技界からの離脱にとどまらず, まったく異なる分野への挑戦も示唆されています。幼少期からの夢である獣医師の資格取得に向けたトレーニングに強い興味を抱いているのです。

PFL Tampa: Cris Cyborg vs Ketlen Vieira | Ceremonial Weigh Ins

クリス・サイボーグはBBCのインタビューにて、動物への情熱があるため、獣医師になることは自分が愛してやまないことの一つであると語りました。クリス・サイボーグ、BBCのインタビューにて

牛や馬、豚といった家畜から、犬、猫、魚、鳥にいたるまで数多くのペットに囲まれて暮らすサイボーグにとって、動物医療への情熱は名声や富を目的としたものではありません。減量トラブルによる急転直下のキャッチウェイト戦となった今回の一戦は、格闘技界のレジェンドにとって、ひとつの時代の節目となるかもしれません。

執筆者について: nipponese

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