2026年8月21日に行われたシカゴ・スカイとゴールデンステート・ヴァルキリーズの対戦は、第3クォーターの最中に思わぬアクシデントに見舞われました。観客席から複数の性玩具がコートに向けて投げ込まれ、試合が一時中断する事態となりました。
シカゴ・スカイ対ゴールデンステート・ヴァルキリーズ戦での中断と試合結果
試合自体は、シドニー・テイラーが最終局面でペアの3sをドレインする(Sydney Taylor drains pair of 3s in final moments as Sky overcome Valks)など、シカゴ・スカイがValksを克服して迎えたシドニー・テイラーのゲームウィーナーによって劇的な結末を迎えました。しかし、競技の興奮は観客席からの不規則な妨害行為によって水を差される形となりました。
相次ぐ妨害行為と選手たちによる痛烈な批判
前日の木曜日に行われたロサンゼルス・スパーズとアトランタ・ドリームの試合でも、ファンがコートに性玩具を投げ込んで試合が同様に遅延し、その結果としてファンが終身追放(lifetime ban)および逮捕される事態となりました。これにより、WNBAの試合が観客による性玩具の投擲によって中断させられたのは2日連続のこととなりました。さらに、昨シーズンの7月下旬から8月にかけての6試合でも、複数のアリーナのコート上やコートに向けて緑色の性玩具が投げ込まれる一連の混乱がミラーとなって発生していました。これらの昨年の事例は、暗号資産スキーム(cryptocurrency scheme)に関連したものでした。

試合後、チームを牽引する主力選手たちはこの行為に対して強い憤りを隠しませんでした。特にシカゴ・スカイのポイントガードであり、17ポイントでスカイを率いたナターシャ・クラウド選手は、行為に及んだ観客らを厳しく非難し、「Y’all lame as [expletive]」と述べました。さらにクラウド選手は、「In most of these occasions, it’s men. And I want you to know that the gayest thing you can do is to go to a sex shop, buy a dildo and come to a women’s game and throw the dildo on the court.」「I’m a firm believer that anyone that has so much of a problem with a marginalized group, just come out and say that you’re a part of our group, because the hate is unwarranted.」「The men that are throwing it, shows that you are weak. And it says a lot about how you feel about women.」「But we don’t care. It’s a disruption of the game. Y’all lame to us. Y’all gay to us. We see it. Keep throwing them if you want to keep telling us you’re gay.」と語りました。
クラウド選手はさらに、こうした悪質な嫌がらせの背景にある偏見について踏み込み、「The men that are throwing it, it also shows that you are weak — like, extremely weak — and it says a lot about how you feel about women」と指摘しました。
クラウド選手は、その憎しみには何の正当性もなく、事実に基づいたものではなく、集団についての何かを物語る以上に、その個人の内面の葛藤について多くを物語っていると述べました。
また、シドニー・テイラーはこの行動について「corny」であると表現しました。
今後の安全対策と運営側による映像確認の行方
選手やチーム関係者にとって、こうした妨害行為は単なる悪ふざけではなく、試合の重大な disruption となっています。
事態を重く見た運営側およびチームの管理部門は、再発防止に向けた具体的な措置に乗り出しています。木曜日の夜にロサンゼルスで発生した事例では、性玩具を投げ込んだとして非難された人物が逮捕されアリーナから永久追放処分を受けましたが、シカゴ・スカイ側も責任者を特定するためにカメラ映像(camera footage)の精査を進めています。