インドネシアのバリ島沖で水曜日の早朝、フェリーが火災に見舞われ、乗員乗客172人が救助された一方、19歳のインドネシア人女性の遺体が回収された。当局が発表した。
マタラムの捜索救助事務所によると、火災が発生したのは午前4時15分頃で、フェリー「プトリ・ヤスミン(Putri Yasmin)」号がバリ島のパダンバイ港から西ヌサ・トゥンガラ州のロンボク島にあるレンバール港へ向かっていた際だった。当局は、火災発生から30分近く後に緊急報告を受け、直ちに人員と救助船を派遣した。
Ferry catches fire near Bali, at least 1 dead
国家捜索救助庁(Basarnas)は、救出された172人の中にオーストラリア人観光客2人が含まれていたと明らかにした。また、レンバール港湾局のシャムスリザル局長は、少なくとも2人の負傷した乗客が近くの病院に搬送されたと述べた。船の積荷には車両44台とオートバイ53台が含まれていた。
当初、船の乗船名簿に基づいた報告では、乗員17名を含む131人が乗船していたとされていたが、事件から数時間後、当局は名簿に記載されている以上の人数が乗船していたことを認めた。インドネシアでは、船の実際の乗船数と名簿が異なることが一般的だという。
At least 1 dead, scores rescued from Indonesian ferry
マタラム捜索救助事務所のムハマド・ハリヤディ所長によれば、救助活動にはインドネシア海軍の艦船やパトロール艇、救助船のほか、上空からの調査を行うヘリコプターが投入された。しかし、波の高さが最大4メートルに達する荒れた海況が救助活動の妨げになったとしている。

インドネシアでは、ジャワ島沖で別のフェリー「ムティアラ・セントサ2(Mutiara Sentosa 2)」が火災を起こし、少なくとも5人が死亡した事故から2週間足らずで今回の事案が発生した。1万7000以上の島々からなる群島国家であるインドネシアでは、フェリーが一般的な移動手段となっており、安全管理の不徹底が原因とされる事故が頻発している。当局は現在も、すべての犠牲者の確認を続けている。