日本語版
最新ニュース
日本

米中間選挙まで100日、世論調査で民主党リードも共和党が区割りで優位

日曜日は11月3日の米中間選挙まで100日となる日を迎え、議会の支配権を巡る攻防が激化していると、USAトゥデイが伝えている。世論調査では民主党がリードしているものの、共和党は区割り(レッドリスティング)での優位や上院における構造的な有利さを維持しており、両党による激しい争いが続いている。 米中間選挙まで100日、世論調査で民主党がリード 現在の連邦議会では、共和党が上下両院でわずかな過敏多数を維持している。下院の勢力図は共和党が218議席、民主党が212議席、無所属が1議席、そして4議席が空席となっていると、アクシオスが報じている。またフォックスニュースによると、上院では共和党が53対47の優位を占めている。 各種世論調査と経済・生活コストを巡る争点 世論調査の結果では民主党優勢の傾向が見られる。7月23日に発表されたEmersonの世論調査では、ジェネリック・バロット(政党支持投票)で民主党が53パーセントを獲得し、42パーセントの共和党を11ポイントリードした。この際、ドナルド・トランプ大統領の支持率は39パーセントであった。さらに、Fox Newsの世論調査では、民主党が7ポイントリードしているほか、53パーセントという数値は1996年以降の同調査におけるジェネリック投票での最高値となった。 Photo: South China Morning Post Photo: Fox News 一方で、Washington PostとIpsosによる世論調査では、下院選が今日行われた場合に民主党に投票すると答えた有権者は48パーセント、共和党は45パーセントと、3ポイント差のより接戦を示している。 民主党側は生活コストの上昇やインフレ、ガソリン価格の値上がり、およびイランでの戦争への反発を主要な争点として押し出している。民主党議員連盟(DCCC)のスポークスパーソンであるネベヤット・ベットレ氏は、食料品からガソリン、医療に至るまで、共和党の政策が有権者の家計を圧迫していると批判している。これに対し共和党全国委員会(RNC)のジョー・グルターズ委員長は、減税策や国境管理の実績をアピールし、有権者の支持を訴えている。 共和党の優位材料となる区割りと選挙戦の展望 民主党が世論調査でリードする一方、共和党は選挙区の区割り変更(レッドリスティング)によって優位を確保している。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、選挙予測サイトのDecision Desk HQは、民主党が下院を奪還する確率を59パーセントと予測しており、224対211の議席配分を見込んでいる。 100 days until the midterms: election deniers put democracy on blast ahead of pivotal races in Nov…

米中間選挙まで100日、世論調査で民主党リードも共和党が区割りで優位

日曜日は11月3日の米中間選挙まで100日となる日を迎え、議会の支配権を巡る攻防が激化していると、USAトゥデイが伝えている。世論調査では民主党がリードしているものの、共和党は区割り(レッドリスティング)での優位や上院における構造的な有利さを維持しており、両党による激しい争いが続いている。

米中間選挙まで100日、世論調査で民主党がリード

現在の連邦議会では、共和党が上下両院でわずかな過敏多数を維持している。下院の勢力図は共和党が218議席、民主党が212議席、無所属が1議席、そして4議席が空席となっていると、アクシオスが報じている。またフォックスニュースによると、上院では共和党が53対47の優位を占めている。

各種世論調査と経済・生活コストを巡る争点

世論調査の結果では民主党優勢の傾向が見られる。7月23日に発表されたEmersonの世論調査では、ジェネリック・バロット(政党支持投票)で民主党が53パーセントを獲得し、42パーセントの共和党を11ポイントリードした。この際、ドナルド・トランプ大統領の支持率は39パーセントであった。さらに、Fox Newsの世論調査では、民主党が7ポイントリードしているほか、53パーセントという数値は1996年以降の同調査におけるジェネリック投票での最高値となった。

Photo: South China Morning Post
2026 midterms are 100 days away as both parties battle for Congress
Photo: Fox News

一方で、Washington PostとIpsosによる世論調査では、下院選が今日行われた場合に民主党に投票すると答えた有権者は48パーセント、共和党は45パーセントと、3ポイント差のより接戦を示している。

民主党側は生活コストの上昇やインフレ、ガソリン価格の値上がり、およびイランでの戦争への反発を主要な争点として押し出している。民主党議員連盟(DCCC)のスポークスパーソンであるネベヤット・ベットレ氏は、食料品からガソリン、医療に至るまで、共和党の政策が有権者の家計を圧迫していると批判している。これに対し共和党全国委員会(RNC)のジョー・グルターズ委員長は、減税策や国境管理の実績をアピールし、有権者の支持を訴えている。

共和党の優位材料となる区割りと選挙戦の展望

民主党が世論調査でリードする一方、共和党は選挙区の区割り変更(レッドリスティング)によって優位を確保している。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、選挙予測サイトのDecision Desk HQは、民主党が下院を奪還する確率を59パーセントと予測しており、224対211の議席配分を見込んでいる。

100 days until the midterms: election deniers put democracy on blast ahead of pivotal races in Nov

また、ニューヨーク・タイムズ紙の政治アナリストであるネイト・コーン氏の試算では、民主党が下院でかろうじて過半数を獲得するには、全国の一般投票で約3.1ポイントのリードが必要になると推定されている。下院の過半数を巡る戦いにおいては、複数州での新たな選挙区マップの導入が共和党に有利に働いており、約10議席の純増につながる可能性があると指摘されている。

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。