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ウォード・マニュエル 2026年末に任期終了

7月 20, 2026 / nipponese
ウォード・マニュエル氏の退任と内部調査の経緯

ウォード・マニュエル氏の退任と内部調査の経緯

ミシガン大学は2026年7月20日、2016年1月からアスレチック・ディレクター(AD)を務めてきたウォード・マニュエル氏が、本年(2026年)末をもってその職を退くと発表した。この発表は、大学が実施したアスレチック部門の文化および慣行に関する独立調査の結果と同時に行われた。

ウォード・マニュエル氏の退任と内部調査の経緯

この調査は、2025年12月に当時のフットボール部ヘッドコーチであったシェロン・ムーア氏が解任されたことをきっかけに開始された。ムーア氏は、自身の事務補佐官であるペイジ・シュライバー氏との「不適切な関係」を理由に、2025年12月10日に大学から解雇された。大学側は、ムーア氏がシュライバー氏と不適切な関係を持ったという「信頼できる証拠」を見出したとしている。ムーア氏は解任後、シュライバー氏の自宅に侵入し、自身の職を失った責任を彼女に押し付けた疑いで逮捕された。ムーア氏は、住居侵入の重罪1件と軽罪2件で起訴されたが、後に無抗弁の答弁を行い、2026年4月14日にミシガン州の裁判所で18か月の保護観察処分を言い渡されている。

12万ドルを投じた調査の結果と組織の課題

ジェナー&ブロック法律事務所(Jenner & Block LLP)が担当したこの文化調査には、12万ドル以上の費用が費やされた。大学側は調査の全文を公開していないが、公的広報サイトにおいて概要を公表している。調査の結果、アスレチック部門には以下の3つの重要な改善領域が特定された。

* リーダーシップにおける説明責任の欠如 * 組織構造および報告文化の不備 * アスレチック部門職員の不正行為に対する迅速かつ効果的な対応の失敗

調査報告書は、特にマニュエル氏の役割に関して「アスレチック部門の職員による不正行為の申し立てに対して、迅速かつ効果的に行動する上での失敗」があったことを特定した。

マニュエル氏の退任に関する大学側の公式見解

大学側は、本件に関する公式声明をCBS Sportsに対して提供した。その中で大学は、ドメニコ・グラッソ学長による学生、教職員向けのビデオメッセージと、ジェナー&ブロック法律事務所による独立調査の概要を記したウェブサイトを公開したことを明かした。

大学の声明は以下の通りである。

「現時点で、大学はこれらの事項に関してこれ以上の公式発表を行う予定はなく、関連文書を公開する予定もありません。しかし、アスレチック・ディレクターのウォード・マニュエル氏が本年(2026年)末をもって退任することは確認できます」

マニュエル氏は退任の発表に先立ち、先週『The Michigan Insider』の取材に対し、自身の去就について以下のように述べていた。

「成功を収めるために必要な仕事を行っており、それが私の役割を妨げることはない。決定がどのように下され、いつ発表されるかについては予測できない」

今後の組織改革と残された法的課題

大学は現在、調査で推奨された改善策の実施を進めている。大学が公的広報サイトに掲載した声明によれば、その目的は「誠実さ、説明責任、コンプライアンス、および組織の有効性を強化する」ことにある。

調査および文化評価に関連する文書については、証人のプライバシー保護、調査プロセスの機密保持、および弁護士と依頼人の特権を維持するため、引き続き非公開とされる方針である。大学は、公表された情報が調査の主要な事実と推奨事項、および大学が講じている対応を反映したものであると説明している。2016年から職務を全うしてきたマニュエル氏の退任により、ミシガン大学のアスレチック部門は大きな転換期を迎えることになる。