地球外惑星の新記録:密度はシャボン泡並み
地球から1,110光年離れた南天の「トカゲ座(Volans)」に位置する恒星TOI-791を周回する2つの惑星、TOI-791 bとTOI-791 cは、その密度の低さから「超軽量惑星」として注目を集めている。CBSニュースによると、これらの惑星は木星とほぼ同じサイズ(直径約11倍)ながら、質量は木星のわずか3.0%(TOI-791 b)と5.9%(TOI-791 c)に過ぎない。これは、地球の密度(5.
“これら2つの惑星の密度は、シャボン泡のようなものに匹敵する。フレッシュなシャボン泡から出てきたような感じだ。”
なぜこの惑星は「予想外」なのか?
超軽量惑星は宇宙では極めて希少であり、これまでに確認されているのはわずか40個未満だ。その中でも、同一の恒星系に2つの超軽量惑星が存在することはさらに珍しい。<a href="https://www.popsci.
惑星形成の謎:なぜこんなに軽いのか?
超軽量惑星の形成メカニズムはまだ解明されていないが、主な仮説としては以下の2つが挙げられる。
- 巨大な水素・ヘリウム大気:惑星が誕生した際、恒星から遠い場所で冷たいガス円盤内に存在し、大量の水素とヘリウムを取り込んだ可能性がある。その後、恒星に近づくにつれて大気を保持し続けた。
- 低密度のコア:惑星の中心部が岩石や金属ではなく、より軽い物質(例えば水やメタンの氷)で構成されている可能性がある。これは、通常のガス惑星とは異なる形成過程を示唆する。
また、NASAのデータによると、これらの惑星は長い公転周期を持つ(TOI-791 bは139日、TOI-791
今後の観測と研究の展望
宇宙の「綿菓子惑星」はなぜ珍しいのか?
これまでに発見された超軽量惑星は、ほとんどが単独で存在しており、同一の恒星系に2つ以上存在する例は極めて稀だ。<a href="https://www.popsci.
超軽量惑星の研究は、惑星形成の謎を解く鍵となるだけでなく、宇宙における多様な惑星の存在を示すものでもある。今後、ウェッブ望遠鏡による詳細な観測が進めば、これらの「綿菓子惑星」がどのようにして誕生し、進化してきたのかが明らかになる可能性がある。それは、我々の太陽系が宇宙の中でどれほど特殊な存在であるかを再考するきっかけともなるだろう。
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