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2025-12-26 23:30:00
- アメリカ海兵隊の新たな移動式防空システム「MADIS」は生産体制に入った。
- MADISは2台の経車両を対ドローンおよび対空用兵器に改造したものだ。
- このシステムは、海兵隊の今後10年の計画で鍵となる存在だ。
アメリカ海兵隊は、軽車両をドローンやその他の航空機を迎撃するための移動式兵器へ変換する新たな防空システムを構築した。
海兵隊は先日の発表で、このテクノロジーはドローンや航空脅威に応じる新たな手段を装備することを目的としていると述べた。ウクライナでの戦争で示されたように、これらの脅威に対応する能力は現代の紛争において重要だ。
近距離防空システム「MADIS」は、訓練と実弾演習の後、今秋始めに本格的な生産体制に入った。MADISは2台の統合軽戦術車両(JLTV)の上に設置され、一つの地上配備近距離防空システムになる。

これらの車両は連携しており、1台は対ドローン用で、もう1台は対ヘリコプター・対固定翼航空機だ。また、スティンガーミサイルと30mm機関砲を装備し、レーダーや電子戦システムも搭載している。海兵隊は移動中もMADISを使用可能で、移動型の防空システムとなる。
この能力は海兵隊が自ら装備して車両に取り付ける必要があった携帯型防空システム(MANPAD)を超えている。さらに、海兵隊が直面する驚異の種類や特定の任務に必要となる武器次第でアップグレードも可能だ。
MADISはノルウェー企業のKongsberg Defense & Aerospaceが開発したもので、当初のプロトタイプから複数回の改良を重ねてきた。本格的な生産体制に入ったものにはセンサーやアルゴリズム、機動性が備わっており、それによって海兵隊はこれまでより素早く移動して標的に狙いを定め、脅威を破壊できる。2025年初めには、フィリピンとの合同軍事訓練中に初めての実弾射撃訓練が行われた。

海兵隊では、MADISはキルチェーン全体を完成できることから、防空兵器の不足部分を補う唯一無二の存在であると述べている。海兵隊はこれを使って、複数のシステムに頼ることなく、標的を見つけ出し、特定し、排除できる。
MADISは、将来に起こり得る戦争において、小型の無人航空システムをいかに撃破するかという海兵隊の懸念にも対処する。
MADISは移動可能であるため、前方展開部隊を防衛する新たな手段となり、中国のような高度な敵国との将来の戦いにおいて特に有効だ。
日本から台湾、フィリピンなどの第一列島線での作戦のため、海兵隊は部隊を再編しており、広範囲の航空の脅威に対して、より素早く移動して強力な力を供給できるシステムを必要としている。
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