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2025-07-03 22:30:00
- 株価は2025年前半に乱高下があったが、市場のベテランであるヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニは、株式市場がふたたび「メルトアップの局面」に入ったと見ている。
- ヤルデニは、2030年末までにS&P500が最大で60%上昇すると予想している。
- アメリカの経済が引き続き強く推移していることや、関税をめぐる不安が和らいできたことが背景にある。
市場の混乱によって2025年前半の株式市場は多くの悲観的な予測が出たが、それを乗り越えて、株価は再び「メルトアップ局面」に入ったように見える。
この見解は、長年にわたって予測を行ってきたヤルデニ・リサーチ(Yardeni Research)のエド・ヤルデニ(Ed Yardeni)のものだ。彼の「メルトアップ」論によると、株式市場は2024年から1990年代のような強気相場に突入しており、それは1999年から2000年初めにピークを迎え、その後バブルが崩壊したITバブル」の絶頂期に見られたような、株価が華々しく上昇しているものの、長くは続かずにいずれは終わる可能性が高い相場だという。
ヤルデニにとって、S&P500が2025年6月27日に新たな最高値を記録したことは、投資家が今もっとも警戒すべきリスクの一つが、「投機バブル(過熱した投資熱によるバブル)」であるということを裏付けている。
ヤルデニはS&P500が2025年末までに6500に達すると予想している。これは6月30日の水準から約5%の上昇だ。しかし、ヤルデニのメルトアップ論によると、この主要な株価指数は2029年末までに1万にまで上昇し、60%の値上がりを示すという。
「ここまでのところ、今の株価の上昇は特に異常なものではなく、普通の強気相場として進んでいて、1960年代半ば以降の代表的な好調な強気相場と同じくらいの成果を出す可能性がある」
「株価の上昇は、部分的にはアメリカ経済の強さが続いていることが理由だ」と市場のベテランであるヤルデニは6月27日にCNBCで語っている。最近の数カ月間、一部の経済指標、例えば小売売上高は予想よりも低調ではあるが、それは主に関税などの一時的な不確実性によるものだ。
6月23日から27日の週の株価はいくつかの要因によって史上最高値まで上昇した。投資家たちは、アメリカと中国が貿易に関する合意に達したとドナルド・トランプ(Donal Trump)大統領が発表したことを歓迎し、その後も市場は新たな最高値を更新し続けた。
6月30日には、投資家が新たな進展を好意的に受け止める中、市場は引き続き上昇した。また同日に、カナダはトランプ大統領が貿易交渉を打ち切ると脅す理由となっていたデジタルサービス税の撤廃を発表した。
ヤルデニは「貿易問題はまだ完全に解決したわけではないが、夏の終わりまでにはまとまると思う」と話している。
「いろいろな要素を踏まえると、かなり堅調な経済であり、堅調な株式市場だと思う」
ウォール街の予測者たちは、トランプ大統領が4月の大規模な関税計画を一時停止してアメリカの主要な貿易相手国といくつかの枠組み合意を結んだことで、株式に対してより強気の見方に変わっている。
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