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2025-06-21 08:30:00
- ウォルター・グリーン氏は30年間、IT業界に従事し、2024年に退職した。
- 職場の退職金制度のマッチング拠出と6桁の遺産により、早期退職が可能になった。
- グリーン氏は、将来的にはパートタイムで働いたり、投資から引き出したりすることも前向きに検討している。
本エッセイはアーカンソー州北西部在住のウォルター・グリーン氏(52歳)との会話をもとにしている。長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。
私は2024年末、30年にわたるテクノロジー業界でのキャリアに別れを告げ、52歳で正式に退職した。
両親が85歳と91歳で亡くなったことをきっかけに、優先順位を見直した。それまでずっと、ごく普通の退職年齢である65歳か70歳まで働くと思っていたが、まだ若くて健康で、人生を楽しめるうちに退職したいと思うようになった。
退職直後は高揚感を味わったが、すべてが簡単なわけではない。
余生を働かずに過ごせるだけの資金はない
私の職場には手厚い退職金マッチング制度があり、私も何十年間も拠出してきた。そこに加えて両親から6桁(数十万ドル:数千万円)の遺産も相続したことが、予想よりも早く退職できると本当に信じるきっかけとなった。
それでも、働かずに余生を過ごすには十分ではない。退職とは永久に働くのをやめることだという考えが広く受け入れられているが、私は退職生活を自分の好きなように過ごせる人生の新しい段階とみなしている。
収入は少ないかもしれないが、多くの充実感が得られる仕事をしながら、少しのんびりとするための時間だ。

退職前から支出を厳密に追跡し始めた
退職前に、サブスクリプション制のオンラインサービス「ユー・ニード・ア・バジェット(You Need A Budget:YNAB)」を使い始めた。ときどき贅沢をしながらも基本的な必要経費をカバーできる安全な貯蓄額を本当に理解したかったからだ。
4%ルールや年間支出額の25倍を貯蓄しておくなど、退職の際に考慮すべき指針がいくつか広く知られている。だが、私は、食費、医療費、光熱費、交通費、獣医費からなる基本費用の確保を重視した。
Boldin、FI Calc、Honest Mathなどのウェブサイトも利用した。それらの無料ツールを使えば、貯蓄を総合的に把握したり、投資収益を予測したり、将来の支出を予想したりできる。
退職の決断には不安がつきまとい、多くのことが危険にさらされているように感じた
仕事をやめて経済状況が行き詰まったらどうしようかと不安になり、退職をためらったこともある。もとの仕事に戻れるだろうか、キャリアにブランクのある高齢者が再就職できるだろうか、などと思いをめぐらせた。
私には働いていない妻と私を頼りにしている3人の成人した子供たちがいる。退職を決断することで、家族にも迷惑をかけることになるかもしれないとも心配した。
私には大まかな計画があるが、必要に応じて調整する覚悟はできている。経済は常に変化し、個人的にも何が起こるかわからないからだ。私の退職計画では、柔軟性が重要になる。

自由な生活は気に入っているが、お金を使うことにストレスを感じるようになった
退職後のゆっくりとした朝と自由な生活はとても気に入っているが、収入がないなかでお金を使うことにはストレスを感じるようになった。楽しいことのためにお金を使う経済的余裕があるかどうか、確認し続けなければならない。
今もまだ予算を微調整しているところだが、スプレッドシートを開いて、少なくとも来年1年間はまったく心配しなくていいだけの資金があることを確認するとホッとする。
安定した収入はないが、決断には満足している
私は退職生活を無限の機会に満ちた白いキャンバスだとみなしている。ふたたびフルタイムで働くことも、ボランティアをすることも、パートタイムで働くこともできる。何だってできる。人生の目的を見つける新しい章であり、楽しみでしかたがない。
もしかすると、私は予算や資金について必要以上に思い悩んでいるのかもしれないが、私なりに退職というものの意味を見つめ直すことができた。
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