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2024-08-23 10:00:00
ジョセフ・プレジオーソ/ゲッティイメージズ
- アメリカのテキサス州では、アマゾンが住民の抵抗に遭っている。同社はここで配達用ドローンのトライアルを実施している。
- アマゾンはこのプロジェクトを拡大したいと考えているが、住民は騒音のひどさに不満を漏らしている。
- Amazonプライムのエア・ドローン・プログラムは、この地域でのフライトを1日200件から469件に増やしたいと考えている。
アマゾンの配達用ドローン・ロボットはかつて、未来のジョークのように思えた。ところが今、同社はドローン・プログラムを拡大すべく連邦政府の承認を求めている。そして、根本的な問題に直面している。うるさ過ぎるのだ。
ドローンは基本的にうるさいものだ。ビーチでのんびりしようと思ったら、誰かがドローンを飛ばしてきたという経験がある人なら共感できるだろう。
オーストラリアでは何年も前から、食品配達サービスの「ウイング(Wing)」が使用するアルファベット傘下のドローンの騒音に不満の声が上がっていた。ネパールでも、シェルパがエベレストのゴミを片付けるのに使おうとしているドローンは「ハチの大群」のようだと地元住民は話している。
アマゾンの配達用ドローンのトライアルが行われているテキサス州カレッジ・ステーション在住の歯科矯正医ジョン・ケースさんは最近、「巨大なハチの巣のような音がする」アマゾンの配達用ドローンに遭遇したとCNBCに語った。
「ものすごくうるさいので、こっちに向かってくるのが分かるんです」
CNBCによると、アマゾンはドローンによる配達事業をテキサス州カレッジ・ステーションからアリゾナ州トールソンに拡大すべく、連邦航空局(FAA)の承認を求めている。
報道によると、カレッジ・ステーションの市政代行官ブライアン・ウッズ(Bryan Woods)氏がアマゾンのドローンを調査したところ、47~61デシベルの騒音を発していることが分かった。イェール大学環境健康安全学部によると、40~65デシベルは夜間の一般的な郊外地域や家庭用冷蔵庫、またはビジネスオフィスと同程度だという。
アマゾンは5月、カレッジ・ステーションでの配達を1日200件から469件に増やす提案を行政側に提出した。その直後、カレッジ・ステーションのジョン・ニコルズ(John Nichols)市長は、住民は騒音にうんざりしていると書簡に書いた。
「(アマゾンが)カレッジ・ステーションに進出して以来、プライム・エア(Prime Air)の施設に隣接した地域の住民は市議会に対し、ドローンの騒音(特に離着陸時)や一部の配達業務について懸念を表明している」とニコルズ市長は綴ったとCNBCは報じた。
Business Insiderはアマゾンとニコルズ市長にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
アマゾンは、プライム・エアのプログラムを通じて「これまでに何千件もの配達を完了してきたこと、そして何百人もの顧客に配達してきたことを誇りに思っている」とCNBCにコメントしている。
その上で「わたしたちはカレッジ・ステーションのコミュニティーに感謝し、プライム・エアの運用面の決定を下す際には可能な限り地元の声を考慮する」とした。
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