日本語版
最新ニュース
科学&テクノロジー

Airbnb創業者に学ぶ「イケてる事業計画書の書き方」。たった10ページ余で30億ドルを資金調達できた秘訣 | Business Insider Japan

(出所)「Airbnbは創業期にどうやって30億ドルの資金調達に成功したのか? プレゼン資料を公開」Business Insider Japan、2021年4月26日)より。 世界全体の旅行予約 119億ドル以上 オンライン予約市場 5億3200万ドル AB&Bでの旅行市場シェア 1060万ドル 「旅行予約(世界全体)」の市場規模(119億ドル以上)は、おそらく開示情報でしょう。旅行業界のようにすでに確立している業界ならば、調べれば正確な数字が分かるはずです。この数値は、発展途上国が今後ますます成長していくにつれて中間層が増え、さらに大きくなる可能性がある数少ない市場です。 「オンラインでの予約」の市場も同様にして、事実を記載することができますね。エアビーの計画書によれば、オンライン予約市場は世界全体の旅行予約市場の5%以下。しかし今後、インターネットがますます浸透しネット予約や電子決済などが普及してくれば、この割合は自ずと増えるはずです。 最後の「AB&Bでの旅行」については、起案者が狙う市場シェアを反映させた数字です。エアビーは「1060万ドル」と見積もっています。これはオンライン市場の2%に相当する数字ですね(5億3200万ドル×2%=1060万ドル)。 こうした試算にはよくフェルミ推定が活用されます。すでに確立している市場でもないかぎり確かな数字を把握することは難しいですが、フェルミ推定は桁がずれない程度の精度はあるはずです。 エアビーが導き出した「1060万ドル」は、オンライン市場の2%と見積もっていることから、あまり無理な数字ではないと想定できます。少なくとも数十億円規模の可能性があることは分かりますね。 なお、ここで提示する市場規模に求められる正確性は、目的によって異なります。例えばエアビーの場合は「投資をするかどうか」に関わる判断ですね。プレゼンを聞いた承認者が「投資をする」と判断した場合、その後の第2フェーズで株価の算定や投資額の判断などが行われます。ですから、事業計画書の市場規模には多少のブレがあったとしても、承認者はリスクありと判断すれば第2フェーズの判断でリスクをヘッジすることができます。 一方、事業計画書の目的が売上を確定するようなものであれば、市場規模の試算にはより高い精度が求められます。 さて、市場規模にどれだけ蓋然性があるかを知るうえでは、想定される競合サービスのユーザー数なども重要な情報になります。 例えばエアビーは、次のような競合サイトを取り上げて説明しています。 (出所)「Airbnbは創業期にどうやって30億ドルの資金調達に成功したのか? プレゼン資料を公開」Business Insider Japan、2021年4月26日)より。 競合サイトは2つあり、 1つは63万ユーザー もう1つは1万7000ユーザー つまり、まったくの新規市場ではなく、立ち上がりつつある市場だということがここから読み取れます。 承認する人、あるいは投資する人がこのサービスに懐疑的だったとしても、既に市場があるというのは力強い説明になります。 (B)顧客価値:価値を提供できるのか 起案者が温めている夢はイケていて、それを求める顧客も十分にいそうだと分かっても、本当にその期待通りにサービス・商品を提供できなければ意味がありません。 そこでこのパートでは、承認者に対して「自分たちはそれを確かに実現することができる」ということを伝える必要があります。 また、想定される競合サービスに対して、自分たちにはどんな差別化ポイントがあるのかも、このパートの中であわせて伝えるとよいでしょう。 エアビーの例を見てみましょう。彼らはどうやって、自分たちこそはこの夢を実現できると示したのでしょうか? (出所)「Airbnbは創業期にどうやって30億ドルの資金調達に成功したのか? プレゼン資料を公開」Business Insider Japan、2021年4月26日)より。 まず、プロダクトのUIがシンプルですね。「都市名で検索…

Airbnb創業者に学ぶ「イケてる事業計画書の書き方」。たった10ページ余で30億ドルを資金調達できた秘訣 | Business Insider Japan

1724229636
2024-08-21 08:05:00

#Airbnb創業者に学ぶイケてる事業計画書の書き方たった10ページ余で30億ドルを資金調達できた秘訣 #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。