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2024-05-28 10:00:00
マイクロリーノ・カーズ「マイクロリーノ・ライト」
ジョン・キーブル/ゲッティイメージズ
- 日産「サクラ」やBYDの「シーガル」のような小型EVが、日本や中国などの市場でテスラに挑戦している。
- しかし、これらの小型EVがすぐにアメリカにやってくることはないだろう。
- より小型で安価なEVが求められているというデータがあるだけに、これは残念なことだ。
小さなEV(電気自動車)が盛り上がっている。
中国、日本、ヨーロッパなどの市場では、とんでもなく小さなEVがよく売れている。BYDの「シーガル」や日産「サクラ」などがテスラ(Tesla)に挑戦しているのだ。
テスラの「モデルY」のようなSUVやフォード(Ford)の「F150ライトニング」のようなピックアップが道路を支配するアメリカのEV市場とは対照的だ。
だが消費者のデータによると、アメリカのドライバーはますます小型車を求めるようになっており、フォードやテスラのような自動車メーカーはより安価なモデルの製造を約束している。
毎年何万台もの中国製自動車がアメリカで販売されているが、近いうちにシーガルやサクラのハンドルを握ることができる人は、アメリカにはほとんどいなくなるだろう。アメリカ政府による中国製EVに対する関税引き上げや、小型車の輸入を制限する規制が、それを困難にするからだ。
アジアやヨーロッパではどのようなEVが話題になっているのか、ここで紹介しよう。
BYD「シーガル」

BYD「シーガル」
アリー・ソング/ロイター
BYDは中国で急速にライバルを追い抜き、イーロン・マスク(Elon Musk)率いるテスラの主要なライバルとなっている。というのも小型で低価格のEVをはじめとした幅広いラインナップを揃えているからだ。
なかでもシーガルは、1回の充電で305km走ることができる1万1000ドル(約170万円)の小型EVだ。
2023年に発売されたシーガルは、中国では予想通りの人気を博している。だが、アメリカでは政府が中国製EVへの関税を引き上げたため、当分の間、この車がアメリカに上陸することはなさそうだ。
上汽GM・五菱汽車「宏光充」

2021年上海モーターショーで披露された「宏光ミニ」。
ヘクター・レタマル/ゲッティイメージズ
中国の自動車メーカーである上海汽車と五菱汽車がゼネラルモーターズ(General Motors)と提携して開発したEV「宏光ミニ」は、2020年に発売されるとセンセーションを巻き起こした。
この小型車は、2022年に中国で最も売れたEVとなり、発表から4年経った現在もテスラ「モデル3」を上回る販売台数を記録している。
それもそのはず、宏光ミニは1回の充電で約170kmを走り、価格は2万8800~3万8800元(約63~85万円)とされている。その上、見た目がかわいらしい。
日産「サクラ」

桜をバックにした日産「サクラ」。
SOPAイメージズ/ゲッティイメージズ
日本は以前から、小さな「軽自動車」が人気で、同じく小型のEVも受け入れられている。中でも日産のサクラは人気が高い。
サクラは全長約340cmで、価格は約200万円。2023年には日本で最も売れたEVだ。
サクラは日本だけで販売されている。あるオーナーは、東京の狭い道を走ったり、田舎に日帰り旅行したりするのに最適な車だとBusiness Insider(BI)に語っていた。
「時速ゼロの状態からロケットのように発進し、大きな車のようなパワーで坂道や山道を登ることができる」
シトロエン「アミ」

シトロエン「アミ」は技術的には 「電気クワドリシクル」 という。
ビ
厳密に言えば、シトロエン(Citroen)の「アミ」はEVではなく「電気クワドリシクル(1~2人乗りの超小型車) 」だ。
このかわいらしいクワドリシクルは2020年にフランスで最初に発売され、ヨーロッパで広く販売されている。イギリスでの価格は1万2285ドル(約190万円)だ。
アミ(フランス語で「友だち」)の最高速度は時速45km、航続距離はわずか74kmで、まさに都会での移動に適している。BIがロンドンで試乗した際には(その外見が)注目を集めた。
マイクロリーノ・カーズ「マイクロリーノ・バブルカー」

マイクロリーノ・カーズ「マイクロリーノ・バブルカー」
アナドル/ゲッティイメージズ
この「バブルカー」で最もおもしろいのは、その乗り方だ。フロントに冷蔵庫のようなドアがあり、そこから乗り降りする。
スイスのスクーター会社、マイクロリーノ・カーズ(Microlino Cars)が製造するこの車は、最大航続距離228kmで、価格は1万9900ドル(約310万円)から。2021年からヨーロッパで販売されており、イギリスでは2024年後半に発売される予定となっている。
アメリカでは購入できないが、「マイクロリーノ・ライト」というよりシンプルなバージョンが発表されたばかりで、それを2024年末までにアメリカで販売したいと、マーリン・オウボター(Merlin Ouboter)CMOがThe Vergeに語っていた。
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