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新型「M3版 MacBook Air」は買いか? 性能の進化と拡張性を実機レビュー | Business Insider Japan

今回試用した「15インチMacBook Air」のM3搭載モデル。色はミッドナイト。直販価格は19万8800円〜(税込)。 撮影:西田宗千佳 リニューアルした「MacBook Air」が明日3月8日から出荷開始する。 ポイントはプロセッサーが「M2」から「M3」へと変わったこと。シンプルに言えばプロセッサーが高速化した、ということなのだが、それだけではない変化もある。 価格は13インチMacBook Airが16万4800円から、15インチMacBook Airは19万8800円からの展開になっている。 「今春にMacBookを買うならどれを選ぶべきなのか」という観点で、新型をチェックしてみたい。 M3版登場でM1版が引退 MacBook Air自体は、2022年6月に「M2」を採用し、現在のフラットなデザインのものにリニューアルした。そして、2023年6月に、同じデザインラインの「15インチモデル」が登場している。 2024年もデザインに変更はないので、使用するプロセッサーが「M3」になったことが主な変化だ。 キーボードなどのデザインも変更なし。 撮影:西田宗千佳 左側にMagSafeが1つと、USB-C端子が2つある。 撮影:西田宗千佳 今回試用したモデルに付属していたUSB-C・MagSafeケーブル。 撮影:西田宗千佳 同じく付属していた「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」。 撮影:西田宗千佳 ただ、ラインナップ全体を見ると別の変化もある。 デザインリニューアル前のMacBook Airは長らく「最も安価なモデル」として販売が続けられてきたが、今回で基本的には販売終了する。 最安価モデルの役割は、M2・13インチ版のMacBook Airが担うことになり、M3版登場前から2万円値下げして14万8800円(税込)からとなった。 GPUや機械学習の性能が向上 では性能はどうだろうか? 比較対象としたのはM1搭載のMacBook Pro、M3 Pro搭載のMacBook Pro、そしてM3搭載のMacBook Airだ。 ベンチマークの結果は以下のとおりだ。 GeekBench 6のCPUスコアー。 図版:筆者が実行したベンチマーク結果を元に編集部が作成…

新型「M3版 MacBook Air」は買いか? 性能の進化と拡張性を実機レビュー | Business Insider Japan

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2024-03-07 14:00:00

今回試用した「15インチMacBook Air」のM3搭載モデル。色はミッドナイト。直販価格は19万8800円〜(税込)。

撮影:西田宗千佳

リニューアルした「MacBook Air」が明日3月8日から出荷開始する。

ポイントはプロセッサーが「M2」から「M3」へと変わったこと。シンプルに言えばプロセッサーが高速化した、ということなのだが、それだけではない変化もある。

価格は13インチMacBook Airが16万4800円から、15インチMacBook Airは19万8800円からの展開になっている。

「今春にMacBookを買うならどれを選ぶべきなのか」という観点で、新型をチェックしてみたい。

M3版登場でM1版が引退

MacBook Air自体は、2022年6月に「M2」を採用し、現在のフラットなデザインのものにリニューアルした。そして、2023年6月に、同じデザインラインの「15インチモデル」が登場している

2024年もデザインに変更はないので、使用するプロセッサーが「M3」になったことが主な変化だ。

キーボード

キーボードなどのデザインも変更なし。

撮影:西田宗千佳

左側面

左側にMagSafeが1つと、USB-C端子が2つある。

撮影:西田宗千佳

ケーブル

今回試用したモデルに付属していたUSB-C・MagSafeケーブル。

撮影:西田宗千佳

充電器

同じく付属していた「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」。

撮影:西田宗千佳

ただ、ラインナップ全体を見ると別の変化もある。

デザインリニューアル前のMacBook Airは長らく「最も安価なモデル」として販売が続けられてきたが、今回で基本的には販売終了する。

最安価モデルの役割は、M2・13インチ版のMacBook Airが担うことになり、M3版登場前から2万円値下げして14万8800円(税込)からとなった。

GPUや機械学習の性能が向上

では性能はどうだろうか?

比較対象としたのはM1搭載のMacBook Pro、M3 Pro搭載のMacBook Pro、そしてM3搭載のMacBook Airだ。

ベンチマークの結果は以下のとおりだ。

GeekBench 6のCPUスコアー

GeekBench 6のCPUスコアー。

図版:筆者が実行したベンチマーク結果を元に編集部が作成

GeekBench 6のGPUスコアー

GeekBench 6のGPUスコアー

図版:筆者が実行したベンチマーク結果を元に編集部が作成

M1に対して順当に高速化しているが、やはりCPUよりもGPUの進化が目立つ。

GPUの進化というとゲームを思い浮かべることが多いが、現在では機械学習にも多く使われている。

例えば「Whisper Transcription」というアプリの場合、クラウドではなくGPUを使って音声の書き起こしをする。

ささやき文字起こし

GPUを活用しデバイスで音声書き起こしを行う「Whisper Transcription」で、約1時間分の会話を日本語書き起こしする時間を計測。

画像:筆者によるスクリーンショット

これで、約1時間の日本語音声ファイルを書き起こした結果が以下のグラフだ。より高価なM3 Proが高速であるのは当然だが、M3でも大きな性能アップが実現できている。

Whisper Transcriptionの結果

Whisper Transcriptionの実行時間。

図版:筆者が実行したベンチマーク結果を元に編集部が作成

昨今は「AI搭載」をうたうPCが増え始めた。GPUだけでなく機械学習用コアを搭載し、いろいろなAI処理をクラウドに頼らずに実行できることが特徴だ。

実のところ、M1以降の「Appleシリコン」はすべて機械学習用の「Neural Engine」を内蔵しており、インテルやAMDに対して先行している……とも言える。

macOSもNeural Engineの存在を前提に作られており、画像認識や音声認識などがオンデバイス処理されている。

ただこれらを使う場合、M1とM3の差ははっきりしない。Neural Engine自体の性能はM3の方が向上しており、今後より処理が複雑になると処理速度に違いが出る可能性はある。

長い目で見た場合には、Neural Engineの性能が高いモデルの方がOSのアップデートが保証される期間が長い……と考えることはできそうだ。

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執筆者について: nipponese

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