日本語版
最新ニュース
科学&テクノロジー

16歳の夏休み、私は家を転売して約600万円を稼いだ。バイト漬けの友人たちとは別の世界線にいた | Business Insider Japan

Phoebe Grier提供現在、18歳のフィービー・グリアー氏は、高校の夏休みを利用して家を転売した。グリアー氏はハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)を利用し、父親ならびにひとりの個人投資家のサポートも得た。グリアー氏は3万9500ドル(約592万円)の利益を出し、そのお金で貯蓄や寄付を行ない、車も1台買った。ネットで小さな小屋を約113万円で買った男性は、それで人生が一変するとは思っていなかった | Business Insider Japan本エッセイは、16歳のときにケンタッキー州レキシントンのツインオークス地区で家屋を転売したフィービー・グリアー氏(18歳)との会話にもとづいている。彼女は父親の信用を利用し、不動産プロジェクトの発見、分析、資金調達を必要とする住宅用不動産投資家をサポートする「バックフリップ(Backflip)」というプラットフォームを通じてハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)を得た。以下、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。私が家を転売した夏、私は人や家の世話をしていた。それが私の仕事だった。ゴルフをしているとき以外は、家の転売のための雑事をこなしていた。必要なものを買いに行ったり、業者がやると言ったことが本当に行なわれているか確認したり、人やものがいるべき場所、あるべき場所にきちんとそろっているかを確かめたりしながら過ごした。友人たちは外食とか、化粧品や衣服のショッピングの話をしていた。ある友人はゴルフショップで、別の友人はアイスクリーム屋で、また別の友達はインターンとしてアルバイトをしていた。誰も、「本当のところ」私が何をしているのか、理解していなかった。何をどう考えればいいのかすらわからない、そんな感じだった。リノベーションにはげむグリアー氏。Phoebe Grier提供多くの人が、私が若くして家を転売しようとしている事実を支持してくれた。感心する人もいた。だが、「わかったけど、きみは16歳なんだろ。きみの話を真に受ける理由がある?」などと言う人もいた。でも、私はやりたいことはやらずにいられない性格で、実現のためなら努力を惜しまない。また、両親からサポートや励ましを得られたのも、心強かった。父とある投資家がその家を買うサポートをしてくれたし、リノベーションに必要なお金も出してくれたまだ幼かったころから、私はデザインと家に興味があった。母と私はケーブルテレビの住宅改修や不動産に関連するリアリティ番組「HGTV」が大好きで、デザイン番組をいっしょに観ることで本当に親子の絆を深めてきた。3年生だったころ、私はたくさんの段ボールを集めて、家の中に段ボールの家を建てた。そのころすでに、家やデザインに関係することが大好きだったのだ。そしてテレビを通じて、家を転売する人がいることを知った。そんなころ、私の知るほとんどの期間で牧師だった父が、民間の建築関係の仕事に就き、家の転売を始めた。両親は不動産の「マスターマインド」クラスに通っていたので、私も授業についていき、そこで家を転売した女の子の話を聞いた。「私にもできるかもしれない――これが大好きになって上達できる仕事かもしれない」と思った。グリアー氏が買った家のリノベーション前のバスルーム。Phoebe Grier提供父の助けを借りて、私はフィービー・フリップス(Phoebe Flips)という名で有限責任会社を設立した。私はまだ18歳になっていなかったので、父と私がその会社を50%ずつ所有した。父の信用を利用することで、私は住宅用不動産投資家をサポートするプラットフォーム「バックフリップ(Backflip)」を通じて、ハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)としてその家の購入資金を得ることに成功した。ただし、その家の20%の頭金とリノベーション費用は、自分でかき集めなければならなかった。家族や知人らと話し合うなか、頭金とリノベーション費用を出資してくれる個人投資家が見つかった。私はその家を20%の頭金込みで23万4500ドル(約3517万5000円、1ドル=150円換算:以下同)で買い、リノベーションに8万ドル(約1200万円)を費やした。リノベーション後のバスルームのひとつ。Phoebe Grier提供私としては、リノベーション費用を4万5000ドル(約675万円)ぐらいに収めたかった。実際に手を付けるまで、どの程度の改修が必要になるか、正確にはわかっていなかった。リノベーションが進むにつれて、手直しの必要のない空間など存在しないことがわかってきた。床も張り直され、壁もいったん取り壊してから建て直すことになった。色も塗った。家の状態は予想以上に悪かったが、24時間以内で売れたツインオークス地区という土地柄、どんな場合も利益が出ると予想できたが、それでも本当にかなりの部分を建て直す必要があった。私はその家を卸売業者から買った。この場合、普通の不動産会社から買うのとは違って、少し厄介な点が存在する。その家は不動産市場で売りに出されていたわけではなかったので、私がその家を買ったとき、もとの住人の所有物がまだ屋内に残っていた。私が鍵をもって現れたときには、住人とその妹がまだそこにいて、いまだに荷造りをしていた。あちこちにガラクタやゴミの山があって、においも強烈だった。「うわあ、どうしよう」と思ったものだ。姉と母の助けを借りて、私はそこに到着してから最初の2時間で、おそらく12袋分ぐらいのゴミを集めただろう。すべてを自分たちで処分する時間はなかったので、廃棄物回収サービスを呼び、想定外の3000ドル(約45万円)を支払って、ゴミを運び出してもらった。グリーンのタイルを張った改装後のキッチン。Phoebe Grier提供私にとって、リノベーションは楽しくて大好きな作業であると同時に、最も困難な仕事でもあった。備品を選んだり、フローリング素材や色を決めたりするのは、そしてそれらが組み合わさっていくのを見るのはとても楽しい。キッチンでは、最初は明るいブルーのタイルを使おうと思っていたのだが、たまたま売り切れていたので、濃いエメラルドグリーンのタイルを使うことにした。結果、普通の古い家とはまったく違う見た目になった。標準的な白いタイルはどこにも使われていないし、グレーの壁や退屈な床もない。あらゆる購買層にアピールできるものであると同時に、とても独特な魅力がある。リノベーションの開始から91日で売却できた。当時はとても長く感じたが、こうして振り返ってみると、「すごい、たった3カ月」といった印象だ。売りに出してから12時間以内で、こちらの提示価格を上回るオファーが舞い込んできた。そして24時間もたたないうちに、私はそれを受け入れていた。家を売ることには、何の抵抗も感じなかった。販売価格は39万ドル(約5850万円)。つまり、純利益は3万9500ドル(約592万5000円)だ。それほど短時間で売れるとは、予想していなかった。ずっと売れ残るとも考えていなかったが、1日もたたずに売れるとは、期待すらしていなかった。驚いたが、本当にラッキーだったと思う。稼ぎで車を買い、寄付や貯金もした転売で得たお金を使って車を買った。当時は、車を買うことがそもそもの目的だったからだ。残ったお金は、学校を卒業するまでアルバイトをしなくても済むように貯金した。また、一部をとりわけて地元の教会に、別の一部は小さなグループを率いながら私にとって人生の指導者のような役割を果たしてきた2人のリーダーに寄付した。利益の一部はまだ銀行口座に残っているが、大学の学費などをまかなえるほどの額ではない。秋からはテイラー大学に通う予定で、そこではゴルフもプレイするつもりだ。経営学をおもに学びながら、副専攻として起業もしくはスペイン語を勉強したいと思っている。家の転売を経験する機会が得られて、本当によかったと思う。振り返ってみると、3年生のころの私は、自分にそんなことができるとは夢にも思っていなかっただろう。森のなかにDIYした小さな家で、毎月約11万円で暮らす。その男性は持続可能な経済的自由を得た | Business Insider Japan #16歳の夏休み私は家を転売して約600万円を稼いだバイト漬けの友人たちとは別の世界線にいた #Business #Insider #Japan

16歳の夏休み、私は家を転売して約600万円を稼いだ。バイト漬けの友人たちとは別の世界線にいた | Business Insider Japan

1748109183
2025-05-24 08:30:00

Phoebe Grier提供
  • 現在、18歳のフィービー・グリアー氏は、高校の夏休みを利用して家を転売した。
  • グリアー氏はハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)を利用し、父親ならびにひとりの個人投資家のサポートも得た。
  • グリアー氏は3万9500ドル(約592万円)の利益を出し、そのお金で貯蓄や寄付を行ない、車も1台買った。
ネットで小さな小屋を約113万円で買った男性は、それで人生が一変するとは思っていなかった | Business Insider Japan

ネットで小さな小屋を約113万円で買った男性は、それで人生が一変するとは思っていなかった | Business Insider Japan

本エッセイは、16歳のときにケンタッキー州レキシントンのツインオークス地区で家屋を転売したフィービー・グリアー氏(18歳)との会話にもとづいている。彼女は父親の信用を利用し、不動産プロジェクトの発見、分析、資金調達を必要とする住宅用不動産投資家をサポートする「バックフリップ(Backflip)」というプラットフォームを通じてハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)を得た。以下、長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。

私が家を転売した夏、私は人や家の世話をしていた。それが私の仕事だった。

ゴルフをしているとき以外は、家の転売のための雑事をこなしていた。必要なものを買いに行ったり、業者がやると言ったことが本当に行なわれているか確認したり、人やものがいるべき場所、あるべき場所にきちんとそろっているかを確かめたりしながら過ごした。

友人たちは外食とか、化粧品や衣服のショッピングの話をしていた。ある友人はゴルフショップで、別の友人はアイスクリーム屋で、また別の友達はインターンとしてアルバイトをしていた。誰も、「本当のところ」私が何をしているのか、理解していなかった。何をどう考えればいいのかすらわからない、そんな感じだった。

リノベーションにはげむグリアー氏。
リノベーションにはげむグリアー氏。
Phoebe Grier提供

多くの人が、私が若くして家を転売しようとしている事実を支持してくれた。感心する人もいた。だが、「わかったけど、きみは16歳なんだろ。きみの話を真に受ける理由がある?」などと言う人もいた。

でも、私はやりたいことはやらずにいられない性格で、実現のためなら努力を惜しまない。また、両親からサポートや励ましを得られたのも、心強かった。

父とある投資家がその家を買うサポートをしてくれたし、リノベーションに必要なお金も出してくれた

まだ幼かったころから、私はデザインと家に興味があった。母と私はケーブルテレビの住宅改修や不動産に関連するリアリティ番組「HGTV」が大好きで、デザイン番組をいっしょに観ることで本当に親子の絆を深めてきた。

3年生だったころ、私はたくさんの段ボールを集めて、家の中に段ボールの家を建てた。そのころすでに、家やデザインに関係することが大好きだったのだ。

そしてテレビを通じて、家を転売する人がいることを知った。そんなころ、私の知るほとんどの期間で牧師だった父が、民間の建築関係の仕事に就き、家の転売を始めた。

両親は不動産の「マスターマインド」クラスに通っていたので、私も授業についていき、そこで家を転売した女の子の話を聞いた。「私にもできるかもしれない――これが大好きになって上達できる仕事かもしれない」と思った。

グリアー氏が買った家のリノベーション前のバスルーム。
グリアー氏が買った家のリノベーション前のバスルーム。
Phoebe Grier提供

父の助けを借りて、私はフィービー・フリップス(Phoebe Flips)という名で有限責任会社を設立した。私はまだ18歳になっていなかったので、父と私がその会社を50%ずつ所有した。父の信用を利用することで、私は住宅用不動産投資家をサポートするプラットフォーム「バックフリップ(Backflip)」を通じて、ハードマネーローン(不動産を担保にした短期融資)としてその家の購入資金を得ることに成功した。

ただし、その家の20%の頭金とリノベーション費用は、自分でかき集めなければならなかった。家族や知人らと話し合うなか、頭金とリノベーション費用を出資してくれる個人投資家が見つかった。

私はその家を20%の頭金込みで23万4500ドル(約3517万5000円、1ドル=150円換算:以下同)で買い、リノベーションに8万ドル(約1200万円)を費やした。

リノベーション後のバスルームのひとつ。
リノベーション後のバスルームのひとつ。
Phoebe Grier提供

私としては、リノベーション費用を4万5000ドル(約675万円)ぐらいに収めたかった。実際に手を付けるまで、どの程度の改修が必要になるか、正確にはわかっていなかった。リノベーションが進むにつれて、手直しの必要のない空間など存在しないことがわかってきた。床も張り直され、壁もいったん取り壊してから建て直すことになった。色も塗った。

家の状態は予想以上に悪かったが、24時間以内で売れた

ツインオークス地区という土地柄、どんな場合も利益が出ると予想できたが、それでも本当にかなりの部分を建て直す必要があった。

私はその家を卸売業者から買った。この場合、普通の不動産会社から買うのとは違って、少し厄介な点が存在する。

その家は不動産市場で売りに出されていたわけではなかったので、私がその家を買ったとき、もとの住人の所有物がまだ屋内に残っていた。私が鍵をもって現れたときには、住人とその妹がまだそこにいて、いまだに荷造りをしていた。

あちこちにガラクタやゴミの山があって、においも強烈だった。「うわあ、どうしよう」と思ったものだ。姉と母の助けを借りて、私はそこに到着してから最初の2時間で、おそらく12袋分ぐらいのゴミを集めただろう。

すべてを自分たちで処分する時間はなかったので、廃棄物回収サービスを呼び、想定外の3000ドル(約45万円)を支払って、ゴミを運び出してもらった。

グリーンのタイルを張った改装後のキッチン。
グリーンのタイルを張った改装後のキッチン。
Phoebe Grier提供

私にとって、リノベーションは楽しくて大好きな作業であると同時に、最も困難な仕事でもあった。備品を選んだり、フローリング素材や色を決めたりするのは、そしてそれらが組み合わさっていくのを見るのはとても楽しい。

キッチンでは、最初は明るいブルーのタイルを使おうと思っていたのだが、たまたま売り切れていたので、濃いエメラルドグリーンのタイルを使うことにした。

結果、普通の古い家とはまったく違う見た目になった。標準的な白いタイルはどこにも使われていないし、グレーの壁や退屈な床もない。あらゆる購買層にアピールできるものであると同時に、とても独特な魅力がある。

リノベーションの開始から91日で売却できた。

当時はとても長く感じたが、こうして振り返ってみると、「すごい、たった3カ月」といった印象だ。

売りに出してから12時間以内で、こちらの提示価格を上回るオファーが舞い込んできた。そして24時間もたたないうちに、私はそれを受け入れていた。家を売ることには、何の抵抗も感じなかった。販売価格は39万ドル(約5850万円)。つまり、純利益は3万9500ドル(約592万5000円)だ。

それほど短時間で売れるとは、予想していなかった。ずっと売れ残るとも考えていなかったが、1日もたたずに売れるとは、期待すらしていなかった。驚いたが、本当にラッキーだったと思う。

稼ぎで車を買い、寄付や貯金もした

転売で得たお金を使って車を買った。当時は、車を買うことがそもそもの目的だったからだ。

残ったお金は、学校を卒業するまでアルバイトをしなくても済むように貯金した。

また、一部をとりわけて地元の教会に、別の一部は小さなグループを率いながら私にとって人生の指導者のような役割を果たしてきた2人のリーダーに寄付した。

利益の一部はまだ銀行口座に残っているが、大学の学費などをまかなえるほどの額ではない。秋からはテイラー大学に通う予定で、そこではゴルフもプレイするつもりだ。経営学をおもに学びながら、副専攻として起業もしくはスペイン語を勉強したいと思っている。

家の転売を経験する機会が得られて、本当によかったと思う。振り返ってみると、3年生のころの私は、自分にそんなことができるとは夢にも思っていなかっただろう。

森のなかにDIYした小さな家で、毎月約11万円で暮らす。その男性は持続可能な経済的自由を得た | Business Insider Japan

森のなかにDIYした小さな家で、毎月約11万円で暮らす。その男性は持続可能な経済的自由を得た | Business Insider Japan

#16歳の夏休み私は家を転売して約600万円を稼いだバイト漬けの友人たちとは別の世界線にいた #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。