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「世間は狭いね」は英語でなんと言う? TOEIC600点から挑戦できる『ローマの休日』に学ぶ | Business Insider Japan

Illustration: Derplan13/Shutterstock, Alona Stanova/Getty Images, Design: Business Insider Japan編集部 「英語学習には興味があるけれど、なかなか上達しなくてやる気をなくしてしまう」「楽しくないので長続きしない」……あなたもそんな経験はないだろうか。 この連載では、海外映画やドラマを楽しみながら、かつ英語学習にも活かす方法をご紹介。ナビゲーターはAI英語学習アプリ「abceed(エービーシード)」を運営するGlobee代表の幾嶋研三郎さんだ。 毎回1つの作品を取り上げ、ビジネスパーソンがすぐに活用できるフレーズも教えてもらう。 この週末はあなたもおすすめ作品にどっぷりハマりながら、英語学習に挑戦してみてはいかがだろうか。 2024年4月29日に1ドル160円台と34年ぶりの円安・ドル高水準を記録したニュースは、私たち消費者に衝撃的なニュースとなりました。 その影響か、3月に日本を訪れた外国人観光客は初めて300万人を突破した他、ゴールデンウィーク中も多くの外国人観光客が日本に来ている光景が目立ちました。 逆に海外旅行に行きたいと考えた方にとっては、円安+海外の物価高は頭を抱える要因だったと思います。 この円安+海外の物価高はまだ続いていくと予測されており、夏休み時期の海外旅行へのハードルも高くなりそうです。 そんな時こそ映画の力を使って海外気分を味わうのも1つの手段。いろいろなおすすめ作品がありますが、やはり王道は『ローマの休日』です。 この作品は、オードリー・ヘプバーンが演じた主人公の王女アンと、グレゴリー・ペックが演じたアメリカ人の通信社記者ジョーとのラブストーリー。 今回は、この作品を題材にして、今回も生きた英語を学んでいくことにしましょう。 「海外旅行気分」を味わいながら、楽しく英語学習 『ローマの休日』のストーリーヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女(オードリー・ヘプバーン)は、ヨーロッパ各国を親善訪問中、その過密なスケジュールによる疲労と、自由のない生活への不満から滞在先の大使館を抜け出しアメリカ人の通信社記者、ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)と出会う。 ジョーは会社で見た記事から彼女がアン王女であることを知るが、「このまま一緒にいれば大スクープが撮れるかもしれない」と正体を明かさずに行動を共にする。 一方アンも「厳しい寄宿学校から抜け出してきた」と身分を偽りひとときの自由を満喫しようとする。一緒に行動することで二人は互いに惹かれあっていく。 1953年製作、1954年に日本公開されたオードリー・ヘプバーンの不朽の名作であり、現在でも多くの人に愛されている『ローマの休日』。 TOEIC 600点程度の難易度ですが、主人公のアン王女を演じたオードリー・ヘプバーンのイギリス発音の英語は聞きやすく、リスニングに最適です。 会話中の英語は少し古めかしさを感じるものの、スラングはほとんどないため、楽しんで英語学習を行えます。 TOEIC600点からの中級者におすすめ 『ローマの休日』の再生時間は1時間58分、総語数7420語、フレーズ数は1331です。 リスニング難易度の指標の1つであるWPM(1分あたりのワード数)で比較すると、ネイティブの会話は約160台、早口の人だと約200台、TOEICは平均150台なのですが、『ローマの休日』の会話部分は平均112です。 TOEICの難易度で表すと600点程度、英検だと準2級レベルの学習者のリスニング学習に最適な作品です。 また、王道のラブストーリーですが、ジョーが働く通信社で支局長と交渉をするシーンや、アンに対して紳士的に接するシーンの会話などはビジネスシーンでも使用することが可能です。 それでは、作中に登場するフレーズの中から、日常シーンでも役立つ表現をご紹介します。 活かせる映画フレーズ フレーズ1 「hard to…

「世間は狭いね」は英語でなんと言う? TOEIC600点から挑戦できる『ローマの休日』に学ぶ | Business Insider Japan

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2024-05-24 10:30:00

Illustration: Derplan13/Shutterstock, Alona Stanova/Getty Images, Design: Business Insider Japan編集部

「英語学習には興味があるけれど、なかなか上達しなくてやる気をなくしてしまう」「楽しくないので長続きしない」……あなたもそんな経験はないだろうか。

この連載では、海外映画やドラマを楽しみながら、かつ英語学習にも活かす方法をご紹介。ナビゲーターはAI英語学習アプリ「abceed(エービーシード)」を運営するGlobee代表の幾嶋研三郎さんだ。

毎回1つの作品を取り上げ、ビジネスパーソンがすぐに活用できるフレーズも教えてもらう。

この週末はあなたもおすすめ作品にどっぷりハマりながら、英語学習に挑戦してみてはいかがだろうか。


2024年4月29日に1ドル160円台と34年ぶりの円安・ドル高水準を記録したニュースは、私たち消費者に衝撃的なニュースとなりました。

その影響か、3月に日本を訪れた外国人観光客は初めて300万人を突破した他、ゴールデンウィーク中も多くの外国人観光客が日本に来ている光景が目立ちました。

逆に海外旅行に行きたいと考えた方にとっては、円安+海外の物価高は頭を抱える要因だったと思います。

この円安+海外の物価高はまだ続いていくと予測されており、夏休み時期の海外旅行へのハードルも高くなりそうです。

そんな時こそ映画の力を使って海外気分を味わうのも1つの手段。いろいろなおすすめ作品がありますが、やはり王道は『ローマの休日』です。

この作品は、オードリー・ヘプバーンが演じた主人公の王女アンと、グレゴリー・ペックが演じたアメリカ人の通信社記者ジョーとのラブストーリー。

今回は、この作品を題材にして、今回も生きた英語を学んでいくことにしましょう。

「海外旅行気分」を味わいながら、楽しく英語学習

『ローマの休日』のストーリー

ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女(オードリー・ヘプバーン)は、ヨーロッパ各国を親善訪問中、その過密なスケジュールによる疲労と、自由のない生活への不満から滞在先の大使館を抜け出しアメリカ人の通信社記者、ジョー・ブラッドレー(グレゴリー・ペック)と出会う。

ジョーは会社で見た記事から彼女がアン王女であることを知るが、「このまま一緒にいれば大スクープが撮れるかもしれない」と正体を明かさずに行動を共にする。

一方アンも「厳しい寄宿学校から抜け出してきた」と身分を偽りひとときの自由を満喫しようとする。一緒に行動することで二人は互いに惹かれあっていく。

1953年製作、1954年に日本公開されたオードリー・ヘプバーンの不朽の名作であり、現在でも多くの人に愛されている『ローマの休日』。

TOEIC 600点程度の難易度ですが、主人公のアン王女を演じたオードリー・ヘプバーンのイギリス発音の英語は聞きやすく、リスニングに最適です。

会話中の英語は少し古めかしさを感じるものの、スラングはほとんどないため、楽しんで英語学習を行えます。

TOEIC600点からの中級者におすすめ

『ローマの休日』の再生時間は1時間58分、総語数7420語、フレーズ数は1331です。

リスニング難易度の指標の1つであるWPM(1分あたりのワード数)で比較すると、ネイティブの会話は約160台、早口の人だと約200台、TOEICは平均150台なのですが、『ローマの休日』の会話部分は平均112です。

TOEICの難易度で表すと600点程度、英検だと準2級レベルの学習者のリスニング学習に最適な作品です。

また、王道のラブストーリーですが、ジョーが働く通信社で支局長と交渉をするシーンや、アンに対して紳士的に接するシーンの会話などはビジネスシーンでも使用することが可能です。

それでは、作中に登場するフレーズの中から、日常シーンでも役立つ表現をご紹介します。

活かせる映画フレーズ

フレーズ1 「hard to swallow」

寝坊をして大遅刻をしたジョーは、ボスである支局長に遅刻を悟られないように嘘をついてその場をやり過ごそうとします。なんとか切り抜けようとした時に支局長がジョーに放った一言です。

確かに、それはかなり受け入れ難いです。

とても信じられないな。

“swallow”は「飲み込む」を表す動詞で、フレーズ “hard to swallow” は「受け入れ難い事実」に対して使用されます。日本語でも「受け入れ難い事実」に対して「飲み込めない」と表現することがありますが、それと同じような表現です。

売り上げやプロジェクトの進捗が低迷している時など、ビジネスでも出てくる「受け入れ難い事実」に使用することができます。

では、ビジネスシーンで使用できる例を1つ挙げてみます。

この売上数字の低さは受け入れがたい。

この売り上げのひどい数字はとても受け入れ難い。

ビジネスシーンでは報告の機会も多くあると思いますが、悪い報告の際にはかなり使えるフレーズです。

フレーズ2 「small world」

滞在先の大使館から抜け出し、ジョーのところで一泊したアンは束の間の自由を楽しむため、ジョーと別れてローマの街を散策しに出かけます。

一方ジョーは、「王女に関する大スクープ」を入手するためにアンのあとを尾行しようとします。

お金を一銭も持たずに出てきてしまったことを思い出したアンは、ジョーにお金を借りようと向きを変えて戻ってきます。その時に放ったジョーの一言です。

まあ、世界は狭いですね。

世間は狭いね。

“Small world” は直訳すると「小さな世界」ですが、ニュアンスとしては「世間は狭い」という意味になります。日常的には、自身の知り合いに共通の友人がいることや、親戚として繋がりがあることなどが判明した際に使用します。

このシーンでジョーは冗談めかしてこのフレーズを使用していますが、実際の日常会話でもよく使用される簡単なフレーズですので、ぜひ覚えて使用してみましょう。

日常会話での例を挙げるとこんな形です。

エリカ・チェンも知ってる?僕は彼女と同じ高校に通っていた。世界は狭いね。

エリカ・チェンを知っている? 私、高校が一緒だったの。世間は狭いね。

このように日常会話でも頻繁に使うことができるフレーズです。

フレーズ3 「Would you care for ~?」

最後に、名シーンからも使えるフレーズをご紹介しましょう。

アン王女の冒険について知ったジョーと仕事仲間のアーヴィングは、スクープを撮るためにあの手この手を試します。その中の1つでアーヴィングはアンにタバコを勧めます。その際の一言です。

タバコはいかがですか?

タバコはどうです?

“Would you care for ~?”は丁寧な聞き方で、「〜はいかがですか?」と相手に何かを勧めるときに使用します。このフレーズはビジネスシーンや日常会話などさまざまな場面で使用することができるので、ぜひ練習をして使用できるようにしておきましょう。

また、このシーンはアンが監視下の元を離れ、初めて少し悪いことを試そうとするシーンです。王女であるために正しい生き方を求められてきたアンの19歳の少女らしさが垣間見られる瞬間でもあります。

では、このフレーズを使った例文を挙げてみます。

弊社の工場を見学してみませんか?

工場を見学してみませんか?

日常的にもビジネスシーンでも使えるフレーズですので、“Would you care for ~?”はぜひ覚えておきましょう。


今回は映画『ローマの休日』を題材に、3つの便利なフレーズをご紹介しました。いかがでしたか?

2024年4月には、映画『ローマの休日』に登場したイタリアの老舗ジェラート店が東急プラザ原宿「ハラカド」にオープンしたことも話題になりました。

ぜひ時代を超えて愛されている名作『ローマの休日』を題材に、楽しみながら英語学習に挑戦してみてくださいね。

幾嶋研三郎:Globee 代表取締役社長。2015年3月に慶應義塾大学法学部卒業。2014年6月、大学在学中にGlobeeを創業。英語学校の運営を通して、IT×英語教育の可能性を感じ、『学習量×学習効率の最大化』をミッションとしたAI英語学習アプリ「abceed」(現在登録ユーザー数400万人を突破)と、『学習支援効率の最大化』をミッションとした反転学習プラットフォーム「abceed for school」の開発を行う。

※今回ご紹介した『ローマの休日』は上がるで配信中です。


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執筆者について: nipponese

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