NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第38回が4日に放送され、両親の仇として羽柴秀吉を憎んできた茶々が穏やかな表情を見せた。この心境の変化をめぐり、今後の展開や秀吉の側室となる可能性について視聴者の間で様々な予想が広がっていると、topics.smt.docomo.ne.jpやiza.ne.jpなどのメディアが報じている。
茶々に見せた心境の揺らぎと秀吉の新しい氏
第38回では、池松壮亮が演じる羽柴秀吉が関白として帝から授かる新しい氏について思案する姿が描かれた。実子に恵まれず家の行く末を案じる正室の寧々を浜辺美波が演じ、複雑な表情を見せる中、秀吉は織田信長の妹・市と浅井長政の長女である茶々らにだんごを振る舞おうとする。井上和が演じる茶々は弓の稽古を理由に誘いを拒絶したが、妹の初が秀吉も両親の死を無念に思っているのではないかと語る。その後、秀吉は新しい氏を「万民を豊かにする」という思いを込めて「豊臣」と決定。その言葉を戸の陰から聞いていた茶々は、これまでにない穏やかな表情を浮かべたとtopics.smt.docomo.ne.jpは伝えている。
SNSで広がる視聴者の予想と井上和の弓道姿への反響
このシーンの放送を受け、SNS上では茶々の心境変化に対するコメントが相次いだ。iza.ne.jpの報道によると、「表情が緩んだ茶々」や「茶々…揺らぎだしたね…」、「こんな感じで側室になっていくわけね。茶々がデレ始めとる」といった声のほか、「いよいよ茶々が表舞台に出てくるか」など今後の展開を予想する書き込みが続々と寄せられている。また、弓の稽古の場面では、高校時代に弓道部に所属していたという井上の実生活での経験が生かされ、「和ちゃんは弓道部出身」「さすが弓の立ち姿が美しい」といった演技以外の所作にも大きな注目が集まった。
第39回予告で示された秀長の進言と茶々の反発
11日に放送予定の第39回のサブタイトルは「茶々の本心」であり、第38回で描かれた心境の揺らぎがどう表れるかがポイントになるとiza.ne.jpは指摘している。予告では、仲野太賀が演じる弟・秀長が、秀吉に後継者となる実子をもうけるため茶々を妻に迎えるよう進言する展開が示された。これに対し、秀吉は年齢差や寧々への思いから猛反発している。一方の茶々も「からかうのもいいかげんにせえ!」と怒りをあらわにし、秀長に向かって弓を引く場面が公開された。
今後の展開と茶々が選ぶ道の焦点
茶々の側に生まれた「揺らぎ」がそのまま秀吉との関係改善につながるわけではないと、各メディアは伝えている。第39回では、茶々自身の意思と、秀吉の後継者問題という政治的な事情が真正面からぶつかることになるとみられる。茶々が両親の仇と捉えてきた秀吉に対するこれまでの感情をどう整理し、自らの意思でどのような道を選択するのかが、次週の大きな焦点となりそうだ。