日本語版
最新ニュース
日本

英国政府、米軍の爆撃機撤収後のフェアフォード空軍基地の安全性を強調

英国政府は、米軍がグロスターシャー州のフェアフォード空軍基地からすべての爆撃機を撤収させたことを受け、同基地の安全性を強調した。テロ対策警察による周辺での逮捕劇や、イランによる脅威への懸念が背景にある。…

英国政府、米軍の爆撃機撤収後のフェアフォード空軍基地の安全性を強調

英国政府は、米軍がグロスターシャー州のフェアフォード空軍基地からすべての爆撃機を撤収させたことを受け、同基地の安全性を強調した。テロ対策警察による周辺での逮捕劇や、イランによる脅威への懸念が背景にある。

米軍がフェアフォード空軍基地からB-1爆撃機を撤収

航空機追跡データによると、日曜日には基地に配備されていた12機のB-1戦略爆撃機からなる飛行隊の全体が、英国の施設からアメリカ本土に向けて急遽移動を開始した。

ペンタゴン(米国防総省)の報道官はアルジャジーラに対し、「作戦上のセキュリティの観点からリアルタイムでの動向確認は控えていたものの、フェアフォード空軍基地に展開していたすべての米国爆撃機が、米国内の母基地へ再展開したことは確認できる」と述べている。さらに同報道官は、「B-1、B-2、B-52を含む米国の爆撃機部隊を運用する空軍兵らは、アメリカ本土から発進・帰還する作戦を含め、いつでもどこでも精密グローバル攻撃能力を発揮する準備ができている」と付け加えた。

ニューヨーク・タイムズ紙が米当局者の話として伝えたところでは、基地に対するイラン系勢力の陰謀に関する新たな脅威情報が司令官らに届いたことが、今回の爆撃機撤収の引き金となったという。一部の爆撃機は非常に急いで出発したため、本土への飛行を支援するために空中給油機が出動せざるを得なかった。

英国政府、米軍の爆撃機撤収後のフェアフォード空軍基地の安全性を強調
写真:aljazeera.com

ルビオ米国務長官がテロ陰謀との直接の関連を否定

アメリカのマルコ・ルビオ国務長官は月曜日、今回の撤収がベースでの疑わしいテロ陰謀事件と「直接結びついた」ものではないと述べ、軍の展開は通常のものであると説明して英米間の見解の食い違いを薄めようとした。

ルビオ長官は、すべての基地の安全性に対して米国は自信を持っており、「イギリス側とは、今回の捜査を含めて非常に長い間、極めて密接に協力してきたし、これ以上の協力はないほどだ」と語っている。また、J・D・バンス米副大統領は、爆撃機が「万全を期して」移動させられたと述べ、米国はイランが過去49年間行ってきたような対米テロ行為を続けていると感じているとの認識を示した。

米国、英国のフェアフォード空軍基地から全爆撃機を撤退

これに対し、英国のダウニング街(首相官邸)の公式報道官は、他国の軍事作戦について直接の言及を避けたものの、基地の安全性を問われてはっきりと「はい」と答えた。さらに、ウェスト・ストリーティング国防相の発言を引用し、「我が国は国内外の基地を防衛するための試練を経たアプローチを持っている」と強調している。

ホワイトハウスによれば、ドナルド・トランプ米大統領は先週、同基地に関連する警察や防衛・セキュリティ当局の対応を称賛していた。

首相がイランの関与に強い兆候があると指摘

アンディ・バーナム首相は先週、「イランがこの事件に関与した強い兆候がある」と述べていた。

英国政府、米軍の爆撃機撤収後のフェアフォード空軍基地の安全性を強調
写真:yahoo.com

イラン側は一連の関与を強く否定している。

自由民主党が基地のセキュリティ基準の見直しを要求

野党・自由民主党の国防担当であるジェームズ・マッククリアリー氏は、米国の撤退決定を「深く懸念すべき事態」と呼び、政府に対して基地のセキュリティ基準を早急に見直すよう求めた。同氏によれば、過去1年間で3つの基地が安全上の脅威に晒されており、看過できる問題ではないという。

一方、グロスターシャー州コッツウォルズにある同基地の周辺住民の間では、爆撃機の相次ぐ離陸を目撃した驚きとともに、騒音や安全面での不安が和らいだことに対する安堵の声も聞かれている。ある地元住民は、飛行機が次から次へと飛び立つのを見て何かが起きたと察知したと語っている。

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。