1日午後3時半過ぎ、神戸市中央区のフラワーロードで乗用車が赤信号を急発進し、横断歩道を渡っていた歩行者らをはねる事故が発生し、この事故で20代の女性1人が死亡し、複数の負傷者が出て現場周辺は一時騒然としました。.
神戸市中央区のフラワーロードで発生した事故の概要
事故が起きたのは、神戸市中央区御幸通8丁目の「神戸国際会館前」交差点付近です。JR三ノ宮駅から南へ約350メートルほど離れた、交通量の多い直線道路であるフラワーロードの南行き片側3車線のうち、一番左の車線に赤信号で止まっていた乗用車が右斜め前方に突然発進しました。車は横断歩道付近で男女をはねた後、交差点を走行していたトラックにも接触し、約30メートル先の中央分離帯に乗り上げた状態で止まりました。news.tv-asahi.co.jpの報道によると、現場では車のフロント部分が大破し、タイヤの下に自転車の車輪のようなものが挟まっているのが確認されています。事故の目撃者は、アクセルを奥まで踏み込んでいるような非常に大きなエンジン音や、何かを引きずるような音が聞こえたと当時の異様な状況を証言しています。
21歳女性の死亡と5人の負傷者が確認された被害状況
この事故で20代から70代までの男女が巻き込まれました。神戸新聞NEXTの報道によると、兵庫県警葺合署は、東灘区に住む21歳の女性が搬送先の病院で死亡したと発表しました。現場では、事故に巻き込まれた人がストレッチャーで運ばれるなど救急活動が急ピッチで行われました。乗用車を運転していた50代の男性もけがをしており、病院に搬送されたと伝えられています。また、現場を走行中に後ろから車をぶつけられた別の男性運転手は、自身の車を止めて運転席を降りた際、大破した事故車両の中で運転手がぐったりとしていた様子を目撃しています。
過去にも類似の重大事故が起きている三宮エリアの危険性
事故現場となった神戸国際会館前交差点は、多くの人と車が行き交う神戸・三宮の中心部に位置しています。神戸新聞NEXTによると、この周辺では過去にも自動車が絡む重大な交通事故が複数発生しています。2016年5月にはJR三ノ宮駅北側のロータリー付近で乗用車が歩道に乗り上げ、歩行者5人が重軽傷を負う事故が起きました。さらに2019年4月には、そのすぐ近くの横断歩道で市バスにはねられた歩行者2人が亡くなり、6人が重軽傷を負う惨事となっています。交通の要衝であり歩行者の往来が多い同エリアでは、ドライバーの運転ミスや急発進などが人命に関わる重大な被害につながりやすいという課題が改めて浮き彫りになりました。
事故直前の状況と警察による今後の捜査方針
乗用車を運転していた50代男性は事故当時、赤信号で停車していた状態から突然右斜め前方に発進し、歩行者をはねたのちトラックに接触して中央分離帯で停止しました。神戸新聞NEXTの報道によれば、葺合署は運転していた男性の事故直前の健康状態や詳しい状況が分かっていないとしています。警察は、同乗者からの事情聴取を進めるとともに、運転する男性の負傷の回復を待ってから自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いも視野に入れて詳しく調べる方針です。赤信号での急発進に至った原因や当時の車内の状況の解明が急がれています。
