横浜市に暮らす46歳の男性が、一晩に500mlのストロング系缶チューハイを10本以上飲む生活の末、アルコール依存症と診断され複数回の入院を経験したと、日刊SPA!が報じた。仕事中や通勤時も含めて飲酒が途切れない実態が明らかになっている。.
一晩で10本超のストロング系缶チューハイを空ける日常
横浜市に住む藤倉悟さん(仮名・46歳)は、長年にわたり大量のアルコールを摂取し続ける生活を送ってきた。仕事が終わると500mlのストロング系缶チューハイを5〜6本購入して帰宅し、家に着くなり次々と空けていく。しかし、それらをすべて飲み干しても深夜23時や24時頃であり、まだ眠れない状態が続いた。さらにはコンビニへ足を運び、再び5〜6本を買い足して飲み続ける日々だったという。日刊SPA!の報道によれば、一晩にスト缶を10本以上開ける日が続き、単純計算で5リットルに達する量だった。それほどの量を飲酒した翌日であっても、通常通り仕事が待っているスケジュールだった。
睡眠を削り出社前後や勤務中の公園で酒を飲み続ける実態
大量飲酒の影響で睡眠をとれないまま、翌朝の出社を迎えることはザラにあった。会社は11時からの勤務だったが、ギリギリまで自宅で酒を飲み、出社途中のコンビニでもスト缶を1本購入して飲みながら会社へ向かっていた。もはや「迎え酒」という範疇を超え、前夜から出勤までの間、飲酒が一度も途切れない状態だった。職場に到着して上司からパワハラを受けると、むしゃくしゃした気分を抑えるために昼休みを利用して会社を飛び出した。昼食も買わずにコンビニで500mlのスト缶を再び購入し、近くの公園で飲む生活を送っていたと伝えられている。
生活のすべてがアルコールに侵食されていくプロセス
仕事帰り、寝る前、出社途中、そして勤務中と、生活のほとんどの時間に酒が入り込む生活が定着していった。本人は「職場で飲むのは良くないことだし、仕事があるのに寝ないでギリギリまで飲んでいるのも悪い」と、それが普通ではないことを十分に認識していた。それにもかかわらず、だんだんと世間の常識やルールといったものが、自分の中で「どうでもいい」と感じられるようになっていったという。単に理性を失ったわけではなく、飲酒してはいけない場所や時間、翌日の予定を前にしながら、ひとつずつ「守らなくてもいい理由」を作り出すことで、生活全体が酒に侵食されていくことになった。
大学時代から加速した飲酒と繰り返される入院の背景
大学に入学すると、藤倉さんの酒量はさらに増加していった。当時の学生寮には、現在では考えられないほど激しい飲酒文化が色濃く残っており、それが日常的な大量飲酒の土壌となった。長年にわたる過度な飲酒の末にアルコール依存症と診断され、これまでにも複数回の入院治療を経験している。勤務先での人間関係の摩擦やプレッシャーと、際限のない飲酒欲求がどのように絡み合ってきたのか。専門的な治療や支援を受けながらも、かつての日々から抜け出すための模索と闘病が現在も続いている。