サッカー日本代表の森保一監督は4日、5日に国立競技場で行われるキリンカップ決勝のニュージーランド戦に向けた前日会見を行い、準決勝のエクアドル戦の先発メンバーをベースに構成する方針を明らかにした。当初招集した29人のうち、腰痛で離脱したDF安藤智哉を除く28人を2戦目までに起用するプランを進めており、主力中心の布陣でタイトル獲得を目指す。
キリンカップ決勝ニュージーランド戦へ向けたメンバー方針
森保一監督は4日の前日会見で、キリンカップ決勝のニュージーランド戦に向けた展望を語った。5日に国立競技場で行われる一戦について、指揮官は「明日の試合では大幅なメンバー変更はないかなと思う」と明言している。準決勝のエクアドル戦は0対0からのPK戦を5対4で制したが、その先発メンバーをベースにしてタイトルを取りに行く姿勢を示した。今回のシリーズでは当初の登録29人から腰痛で途中離脱したDF安藤智哉を除く28人を起用しており、選手層の底上げと経験値の向上を図ってきた。
エクアドル戦を踏襲する主力を中心とした布陣
前日のエクアドル戦では、決勝につながる戦いとしてこれまでの経験値が高い選手を並べつつ、新戦力を試すミックスした陣容が組まれた。1トップには国内組のFW谷村海那を横浜FMからテストした一方、他の10人は北中米ワールドカップのメンバーを中心とする現在の主力選手で固められた。ニュージーランド戦でもこの主力を軸とした骨組みが維持される見通しとなっており、チームとしての連係を確認しながら一発勝負の決勝に臨むことになると、web.gekisaka.jpが報じている。
エース上田綺世の先発起用と前線テストの行方
1トップのポジションに関しては、入れ替えが確実視されている。今回のシリーズで3試合連続のベンチスタートが続いていたリールのFW上田綺世について、森保監督は「彼ができることはこれまでのチームの積み上げの中で計算できるところはある。フランスに行って結果を出し、力もさらに培ってくれている」と厚い信頼を口にした。そのため、ニュージーランド戦での満を持した先発起用が有力視されている。一方で、試合の流れが決まっていない状況での高強度のプレーを測るため、塩貝健人やベネズエラ戦で途中交代したFW後藤啓介といった新戦力に引き続きチャンスが巡る可能性も残されている。
負傷明けの3バックとボランチの起用状況
フィールドプレーヤーのコンディション面では、負傷者が相次いだ3バックの起用判断が注目を集めている。DF板倉滉が負傷明けであり、DF瀬古歩夢が3試合連続で先発していることから状態は不透明だ。そのため、DF鈴木淳之介にチャンスが回ってくる可能性もある。また、エクアドル戦ではMF田中碧とMF佐野海舟がボランチに起用されたが、ベンチスタートだったMF鎌田大地も先発の有力候補に挙がっており、限られた時間の中で最適な組み合わせの模索が続いている。