国内女子メジャーの日本女子オープンゴルフ選手権は2日、兵庫県の宝塚ゴルフ倶楽部旧コースで2日目が行われ、首位タイからスタートした阿部未悠が4バーディ、2ボギーの68で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。ゴルフダイジェスト・オンラインが報じた。
宝塚ゴルフ倶楽部で阿部未悠が単独トップに立つ
大会2日目は6185ヤード、パー70のコースで晴天の下、7420人の観衆を集めて開催された。首位タイで発進した阿部未悠は安定したゴルフを展開し、前半のアウトコースで3バーディを奪って一時通算9アンダーまでスコアを伸ばした。後半に入ると15番ホールで今大会初となるボギーを叩き、2打目がガードバンカーの深い部分に刺さる不運もあった。しかし、実質189ヤードの設定となった16番のパー3で9番ウッドによるティーショットをピン手前5メートルにつけてバウンスバックを奪い、流れを切らさなかった。難度が大会ナンバーワンとされる最終18番ホールでもボギーを喫したが、スコアをまとめて一日を終えている。ラウンド後には悔しい場面を振り返りつつも、通算8アンダーという結果について不満を言うべきではないと冷静に語った。
3打差の2位につける永井花奈の猛追
首位を行く阿部未悠に対し、後続グループは3打差の背中を追う展開となっている。通算5アンダーの単独2位には、ポイントランキング5位の永井花奈が浮上した。この日は4打差の7位タイからスタートし、4バーディ、1ボギーの67という好スコアでプレーをまとめた。7月のミネベアミツミレディスに続く今季2勝目を目指し、週末の決勝ラウンドへ向けて絶好の位置をキープしている。阿部が持つ3打のアドバンテージをどこまで縮められるか、実力者同士の優勝争いが注目される。

桑木志帆ら実力派選手が並ぶ3位グループ
通算4アンダーの3位タイグループには、複数の注目選手がつけている。8月のAIG女子オープン(全英女子オープン)を制覇し、ポイントランキングで首位を走る桑木志帆は、2日続けて68をマークして上位争いに加わった。さらに、国内メジャー初タイトルを狙う古江彩佳をはじめ、韓国の申ジエ、イ・ミニョン、安定したゴルフを見せる尾関彩美悠、そしてルーキーの藤本愛菜が並んでいる。ゴルフダイダイジェスト・オンラインの報道によれば、コース全体の難度が高い中で、各選手がスコアメイクに苦しみながらも上位へ食い込んでいる。
ベテラン勢からアマチュアまでの予選通過状況
上位陣の後ろも混戦模様となっており、前年覇者の堀琴音は通算3アンダーの9位タイで決勝ラウンドへ進む。初日に首位発進となったアマチュアの荒木七海は、この日74とスコアを落として通算2アンダーの13位タイに後退した。5月のサロンパスカップに続くシーズンメジャー2冠を狙う河本結や、今季1勝の吉澤柚月は通算イーブンパーの20位タイにつけている。ポイントランキング2位の佐久間朱莉は通算1オーバーの25位タイ、昨年の同大会で3位に入った福岡第一高2年の16歳アマチュア廣吉優梨菜は通算3オーバーの39位タイで週末のプレーを決めた。一方で、今季2勝の吉田鈴が通算6オーバーの69位、同1勝でランキング3位の菅楓華が通算9オーバーの92位となり、それぞれ予選落ちを喫している。
決勝ラウンドの2日間で、阿部未悠はこの3打差のリードを守りきることができるのか。