2026年10月2日、国内女子ツアー公式戦「日本女子オープンゴルフ選手権」の第2ラウンドが宝塚ゴルフ倶楽部旧コースで行われ、初日首位の阿部未悠が強風の中を4バーディ2ボギーでまとめ、通算8アンダーで首位をキープした。ゴルフダイジェスト・オンライン(golfdigest-minna.jp)が報じた。
阿部未悠が強風の難コースで首位キープ
大会2日目はアンダーパーが少ないタフなコンディションとなった。阿部は「練習場よりコースに出たほうが風が強かった」と振り返り、特に横風の影響でピンに近づけられなかったと語った。前半組のスコアを見て難しさを予想していたという。それでも持ち味のアイアンショットとマネジメントが光り、パー3で3つのバーディを奪う。15番でボギーを叩いたものの、「もうボギーで上がれればいいなと思いながら」とすぐに割り切り、次の16番ですぐさまバウンスバックを見せた。
メジャータイトルに向けた姿勢について、阿部は「毎週どの試合でも勝ちたい気持ちがある。そのなかで、メジャーっていう大きな大会で勝てたらいいなとは思っている」と語る。一方で「それは目の前の一打に集中してやることをやらないと見えてこないので」と述べ、首位をキープしながらも冷静に決勝ラウンドへ向かう構えを見せている。
尾関彩美悠がグリップ変更を機に3位タイへ浮上
この浮上の大きな要因となっているのが、今週から取り入れたギアの変更だ。「右手に力が入りやすい」という悩みがあり、父に薦められた「スーパーストローク1.0」を採用してパターのグリップを太くした。これにより「右手のグリッププレッシャー」が弱くなり、フィーリングが向上したという。最終9番ではバンカーからのトラブルでダブルボギーを叩いたものの、全体を通じて好調を維持している。
先週の反省を生かしメジャーの舞台で上位争いへ
先週開催された「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では、初日に首位タイに立ちながらも優勝を逃した尾関。当時の経験について「久しぶりの優勝争いだった。『攻めることだけがいいわけじゃない』と気づいたので、ちゃんと自分のコンディションとか考えてマネジメントできたら」と振り返る。さらに「先週はあまりにも優勝を意識しすぎちゃったので、今週はその反省を生かしてしっかり自分らしいプレーができるように」と、精神面の成長もうかがわせた。
メジャー特有の硬いグリーンやタフなセッティングが選手たちを苦しめる中、阿部がこのまま首位を守り切るのか、それとも尾関をはじめとする追う選手たちがさらに差を詰めてくるのか。公式インスタグラムなどでも連日熱戦の様子が伝えられる中、選手たちの真価が問われる週末の決勝ラウンドの行方に注目が集まっている。