(Xports News、ユン・ジュンソク記者) 元UFCバンタム級チャンピオン、ショーン・オマリーが人種差別をめぐる時ならぬ論争に巻き込まれた。
公式対決では、中国国籍のソン・ヤドン選手が新型コロナウイルス感染症を思わせるマスクをかぶって登場した。
オマリーは来年1月24日にアメリカ・ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催される「UFC 324」で中国のソン・ヤドンと対戦する予定。
オマリーの挑発は、その前哨戦となったUFCシーズン記者会見から始まった。
6日(韓国時間)、米国総合格闘技専門メディア「ブラッディ・エルボー」が報じたところによると、記者会見中ずっとマスクを着用していなかったオマリーは、公式戦のため一時的にステージを去り、再登場した瞬間に突然サージカルマスクを取り出して着用したという。
メディアによると、「新型コロナウイルスと中国選手を結び付けようとする行為には人種的なニュアンスが含まれている」との指摘も続いているという。
別のメディア「MMAマニア」もこの論争を取り上げ、「ソン・ヤドンは最近の対決でオマリーがコロナウイルスマスクを着用したことに不快感を表明した」と報じた。
同メディアはこの状況を「オマリーは中国人のソン・ヤドンをあからさまにターゲットにしているようだ」と伝え、「特に恨みもなく始まった対立が、この場面を通じてやや個人的な感情的な争いに発展した」と付け加えた。
その後、ソン・ヤドンがX(旧Twitter)アカウントを通じてこの論争に反応したため、論争はさらに大きくなった。
ソン・ヤドンは「オマリーがコロナウイルスマスクを持ち出した理由は、人々が彼を好きだった唯一の時代に戻るためだ」と投稿した。
ソン・ヤドンの反撃は単なる嘲笑のコメントではないと解釈されている。
というのも、物議の発端となった新型コロナウイルス感染症マスクの着用が、中国選手に対する意図的な軽蔑とみなされる可能性がすでに指摘されている状況で、当事者のソン・ヤドン氏がSNSを通じて直接不快感を表明し、オマリーに対する声を尖らせたからである。
一方で、今回の事件は選手間の神経戦がソーシャルメディアを通じてリアルタイムに広がるという近年のUFCのプロモーションパターンを反映しているとの分析もある。
実際、公式記者会見で生じた論争が、さまざまな反応や解釈を加えて即座にファンコミュニティやソーシャルメディアに転送される構造は、すでにUFCの新たな試合環境となりつつあるようだ。
オマリー氏とソン・ヤドン氏の事件も例外ではない。
この件に関しては、オマリーの行動が単なるパフォーマンスだったのか、それとも相手の国籍を意識した嘲笑だったのか、地元ファンの間では意見が分かれているが、一つ確かなことは、試合まで約2カ月を残したこの試合に注目が集まったことだ。
オマリーはバンタム級タイトルマッチ4回を含む過去3年間メインイベントの舞台で活躍してきたが、UFC 324では前座に戻る予定だ。
ソン・ヤドンは過去4試合中3勝し、バンタム級ランキングで5位にランクされており、強力なファイターとみなされている。
現在までのところ、双方から正式な謝罪や追加の返答はない。
UFC 324が近づく中、両ファイターの神経戦が試合にどのような影響を与えるか注目が集まっている。
写真=SNS/UFC
ユン・ジュンソク記者 [email protected]
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