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台風25号の土砂災害で5人死亡、犠牲者4カ所すべてがレッドゾーン神奈川県内

土砂災害特別警戒区域で5人が死亡 台風25号の記録的な大雨により、横須賀、三浦両市で住宅を巻き込む崖崩れが相次ぎ、5人が死亡した。 神奈川県が発表した。犠牲者が出た4カ所の現場はいずれも、土砂災害特別警戒区域に指定されていた危険な崖地だったという。県内には同様のリスクがあるレッドゾーンが約8900カ所存在しており、自治体が公開するハザードマップでの確認と避難情報の活用が求められている。 観測史上最多を更新した三浦市の48時間雨量 台風25号による大雨は、9月20日から21日にかけて長時間にわたって続き、断続的に激しい雨が降り続いた。横浜市地方気象台は横須賀市や三浦市などに対して、レベル4の土砂災害危険警報を発表。これを受けて両市も、警戒レベル4にあたる避難指示を発令した。 三浦市の48時間雨量は365.5ミリを観測し、観測史上最多を更新した。さらに、横須賀市消防局野比出張所の雨量計では、連続雨量が451.5ミリに達する記録的な大雨となった。 建物倒壊の恐れが特に高いレッドゾーン 神奈川県によると、今回の土砂災害で犠牲者が出た4カ所の現場は、すべて急傾斜地崩壊の土砂災害特別警戒区域に指定されていた。 具体的な場所は、横須賀市長井1丁目、同2丁目、三浦市初声町和田、同市南下浦町上宮田の4カ所である。土砂災害防止法に基づいて都道府県が指定する区域には、警戒区域であるイエローゾーンと、より危険性の高い特別警戒区域のレッドゾーンがある。レッドゾーンはイエローゾーンの中に含まれ、建物倒壊の恐れが特に高い場所とされている。 斜面の擁壁を越えて直撃した土砂の威力 崖崩れの現場では、住宅やアパートの背後に急傾斜地が迫っており、崩落した土砂の直撃を受けて建物が大きく損壊した。三浦市南下浦町上宮田の現場では、アパートが倒壊し、横倒しになった車が土砂崩れのすさまじい威力を物語っていた。 三浦市初声町和田や横須賀市長井の現場でも、斜面の途中の高さまで擁壁が整備されていた場所があったが、その上部から土砂が崩れ落ちた。土砂は隣接する住宅にも及んで大きな被害をもたらしている。 1万カ所以上にのぼる警戒区域と高まる危機感 神奈川県内には、今回被害が出たような土砂災害特別警戒区域のレッドゾーンや、沢沿いなどのリスクがある場所が約8900カ所存在する。さらに、基準を満たす土砂災害警戒区域のイエローゾーンは1万カ所以上にのぼる。神奈川県土砂災害情報ポータルでは、国土地理院の地図を活用してこうした警戒区域を立体的に表示できるシステムを整えており、住民は自らの居住地や周辺の危険度をあらかじめ把握することが重要となる。基準を満たす土砂災害警戒区域のイエローゾーンが1万カ所以上にのぼる中、記録的な大雨による今回の惨事は、日頃の備えと早めの避難行動の重要性を改めて突きつけている。

台風25号の土砂災害で5人死亡、犠牲者4カ所すべてがレッドゾーン神奈川県内

土砂災害特別警戒区域で5人が死亡

台風25号の記録的な大雨により、横須賀、三浦両市で住宅を巻き込む崖崩れが相次ぎ、5人が死亡した。

神奈川県が発表した。犠牲者が出た4カ所の現場はいずれも、土砂災害特別警戒区域に指定されていた危険な崖地だったという。県内には同様のリスクがあるレッドゾーンが約8900カ所存在しており、自治体が公開するハザードマップでの確認と避難情報の活用が求められている。

観測史上最多を更新した三浦市の48時間雨量

台風25号による大雨は、9月20日から21日にかけて長時間にわたって続き、断続的に激しい雨が降り続いた。横浜市地方気象台は横須賀市や三浦市などに対して、レベル4の土砂災害危険警報を発表。これを受けて両市も、警戒レベル4にあたる避難指示を発令した。

三浦市の48時間雨量は365.5ミリを観測し、観測史上最多を更新した。さらに、横須賀市消防局野比出張所の雨量計では、連続雨量が451.5ミリに達する記録的な大雨となった。

建物倒壊の恐れが特に高いレッドゾーン

神奈川県によると、今回の土砂災害で犠牲者が出た4カ所の現場は、すべて急傾斜地崩壊の土砂災害特別警戒区域に指定されていた。

具体的な場所は、横須賀市長井1丁目、同2丁目、三浦市初声町和田、同市南下浦町上宮田の4カ所である。土砂災害防止法に基づいて都道府県が指定する区域には、警戒区域であるイエローゾーンと、より危険性の高い特別警戒区域のレッドゾーンがある。レッドゾーンはイエローゾーンの中に含まれ、建物倒壊の恐れが特に高い場所とされている。

斜面の擁壁を越えて直撃した土砂の威力

崖崩れの現場では、住宅やアパートの背後に急傾斜地が迫っており、崩落した土砂の直撃を受けて建物が大きく損壊した。三浦市南下浦町上宮田の現場では、アパートが倒壊し、横倒しになった車が土砂崩れのすさまじい威力を物語っていた。

三浦市初声町和田や横須賀市長井の現場でも、斜面の途中の高さまで擁壁が整備されていた場所があったが、その上部から土砂が崩れ落ちた。土砂は隣接する住宅にも及んで大きな被害をもたらしている。

1万カ所以上にのぼる警戒区域と高まる危機感

神奈川県内には、今回被害が出たような土砂災害特別警戒区域のレッドゾーンや、沢沿いなどのリスクがある場所が約8900カ所存在する。さらに、基準を満たす土砂災害警戒区域のイエローゾーンは1万カ所以上にのぼる。神奈川県土砂災害情報ポータルでは、国土地理院の地図を活用してこうした警戒区域を立体的に表示できるシステムを整えており、住民は自らの居住地や周辺の危険度をあらかじめ把握することが重要となる。基準を満たす土砂災害警戒区域のイエローゾーンが1万カ所以上にのぼる中、記録的な大雨による今回の惨事は、日頃の備えと早めの避難行動の重要性を改めて突きつけている。

執筆者について: nipponese

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