2010年から2016年まで財務大臣を務めたオズボーン氏は、「もしそうしていなかったら、英国は新型コロナウイルスのパンデミックのような将来的な事態だけでなく、欧州各国で急速に続いた財政危機にもよりさらされていただろう」と語った。
「もし公的財政を持続可能な軌道に乗せる明確な計画がなかったら、英国は財政危機を経験していたかもしれないし、新型コロナウイルスのパンデミックが発生したときに対処するための財政的余裕もなかっただろう」
英国医師会は、オズボーン氏が緊縮財政とパンデミックが最も弱い立場の人々に及ぼす影響との関連性を「否定」したことは「驚くべきことだ」と述べた。
月曜日、労働組合会議(TUC) 報告書を作成した、 外部の 報告書は、緊縮財政により公共サービスの人員配置が危険となり、英国は新型コロナウイルスに対して「全く準備ができていない」状態になったと指摘した。
1時間20分の質疑応答の中で、オズボーン財務相は、潜在的な国家ロックダウンに対する財務省の計画についても質問された。
同氏は、保健省はインフルエンザの流行に備えた計画を持っていたが、「その後に起きたことを考慮すると、それは非常に小規模なものだった」と付け加えた。
「財務省、あるいは西側諸国の財務省は、国民全員に何カ月も自宅待機を求める計画を立てていなかった。」
「もし誰かが、英国政府は何カ月も続くかもしれないロックダウンに備えるべきだとあなたに言っていたなら、財務省がその後に策定した一時帰休制度や新型コロナ融資に関する計画を策定していたことは間違いない」
「休職制度は事前に計画しておくことができたはずだ。それが、我々が国として実際に目にした休職制度よりも良い制度になったかどうかは分からない。」
同日、デービッド・キャメロン政権の上級大臣オリバー・レトウィン卿は調査委員会に対し、公務員の急速な入れ替わりが政府のパンデミック対策能力を妨げていると語った。
同氏はまた、英国は「極めて回復力が不足している」と警告し、この問題に「専念する」大臣が必要だと述べた。
労働党は、入院患者数は「少なすぎるし、遅すぎる」と述べ、保守党は「明日の緊急事態から国民を守るという信頼はできない」と付け加えた。