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中日新監督に工藤公康氏就任、15年ぶりのリーグ優勝へ外部招へい決断

中日ドラゴンズの新監督に、元ソフトバンク監督の工藤公康氏(63)が就任することが決定した。加藤宏幸球団社長が8日、名古屋市内の球団事務所で明らかにした。6年連続Bクラスに沈むチームの再建に向け、外部招聘という異例の決断を下した。 15年ぶりのリーグ優勝を目指す中日の決断 中日ドラゴンズは、長年の低迷から脱却するため、外部から監督を招へいすることを決断した。球団が外部から監督を招聘するのは、1984年の山内一弘氏以来となる。今季は球団史上最多の観客動員数を記録したものの、成績面では6年連続のBクラスに終わった。リーグ優勝は2011年以来15年間遠ざかっており、クライマックスシリーズ進出も2012年を最後に14年間果たせていない。球団の危機感が、生え抜き主義からの転換を促したといえる。 工藤公康氏に託されたチーム再建の道筋 新監督に選ばれた工藤氏は、ソフトバンクで常勝軍団を築き上げた実績を持つ。加藤球団社長は、チームが「土台作りの次のステップ」にあると分析し、勝利を導く手腕として工藤氏を高く評価した。球団は、特に課題である投手陣の立て直しを最優先事項に掲げている。今季、先発投手のクオリティスタート(QS)率は12球団トップの61.5%を誇りながら、逆転負けは12球団ワーストの40試合を数えた。接戦を勝ち切るための強固なチーム作りが工藤氏には求められている。 中日新監督に工藤公康氏が決定的――日本一5度の優勝請負人が地元・名古屋へ 最新の科学的知見を導入する指導方針 球団が工藤氏を選んだ背景には、伝統的な野球観にとらわれない科学的な指導への期待がある。加藤社長は、工藤氏について「最新の知見を取り入れてきた」と述べ、球団が今季導入したデータ活用機器「トラジェクトアーク」との親和性にも触れた。球団社長は会見で、次のように期待を寄せている。 「外部から経験も知見もあって、(それを)ドラゴンズに注入してくれる方。いわゆる指導には、昔の昭和の野球観ではなくて、科学的なものを取り入れた指導とか、それを含めた考え方ができる方というのは非常に思いました」 地元・愛知にゆかりのある「優勝請負人」 工藤公康氏は1963年生まれの63歳。現役時代は名古屋電気(現愛工大名電)で甲子園を沸かせた地元・愛知のスターでもある。西武、ダイエー、巨人、横浜と渡り歩き、通算224勝を挙げた。2015年からソフトバンクの監督に就任すると、7年間でリーグ優勝3度、日本一5度という圧倒的な実績を残した。今回の就任にあたり、大阪市内で講演会を行った工藤氏は「勝ち続ける組織のつくり方」をテーマに、準備とシミュレーションの重要性を説いた。 今後の契約締結とドラフト会議への対応 監督就任が決定したものの、チームへの合流時期や、今月22日に予定されているドラフト会議への出席については現時点で未定となっている。球団は近日中に正式契約を結ぶ方針で、その後に就任会見を実施する予定だ。長年続いた低迷の歴史を変えるべく、工藤氏の手腕がどのような形でチームに注入されるのか、その初陣に注目が集まる。

日刊スポーツ

中日ドラゴンズの新監督に、元ソフトバンク監督の工藤公康氏(63)が就任することが決定した。加藤宏幸球団社長が8日、名古屋市内の球団事務所で明らかにした。6年連続Bクラスに沈むチームの再建に向け、外部招聘という異例の決断を下した。

15年ぶりのリーグ優勝を目指す中日の決断

中日ドラゴンズは、長年の低迷から脱却するため、外部から監督を招へいすることを決断した。球団が外部から監督を招聘するのは、1984年の山内一弘氏以来となる。今季は球団史上最多の観客動員数を記録したものの、成績面では6年連続のBクラスに終わった。リーグ優勝は2011年以来15年間遠ざかっており、クライマックスシリーズ進出も2012年を最後に14年間果たせていない。球団の危機感が、生え抜き主義からの転換を促したといえる。

工藤公康氏に託されたチーム再建の道筋

新監督に選ばれた工藤氏は、ソフトバンクで常勝軍団を築き上げた実績を持つ。加藤球団社長は、チームが「土台作りの次のステップ」にあると分析し、勝利を導く手腕として工藤氏を高く評価した。球団は、特に課題である投手陣の立て直しを最優先事項に掲げている。今季、先発投手のクオリティスタート(QS)率は12球団トップの61.5%を誇りながら、逆転負けは12球団ワーストの40試合を数えた。接戦を勝ち切るための強固なチーム作りが工藤氏には求められている。

中日新監督に工藤公康氏が決定的――日本一5度の優勝請負人が地元・名古屋へ

最新の科学的知見を導入する指導方針

球団が工藤氏を選んだ背景には、伝統的な野球観にとらわれない科学的な指導への期待がある。加藤社長は、工藤氏について「最新の知見を取り入れてきた」と述べ、球団が今季導入したデータ活用機器「トラジェクトアーク」との親和性にも触れた。球団社長は会見で、次のように期待を寄せている。

「外部から経験も知見もあって、(それを)ドラゴンズに注入してくれる方。いわゆる指導には、昔の昭和の野球観ではなくて、科学的なものを取り入れた指導とか、それを含めた考え方ができる方というのは非常に思いました」

地元・愛知にゆかりのある「優勝請負人」

工藤公康氏は1963年生まれの63歳。現役時代は名古屋電気(現愛工大名電)で甲子園を沸かせた地元・愛知のスターでもある。西武、ダイエー、巨人、横浜と渡り歩き、通算224勝を挙げた。2015年からソフトバンクの監督に就任すると、7年間でリーグ優勝3度、日本一5度という圧倒的な実績を残した。今回の就任にあたり、大阪市内で講演会を行った工藤氏は「勝ち続ける組織のつくり方」をテーマに、準備とシミュレーションの重要性を説いた。

今後の契約締結とドラフト会議への対応

監督就任が決定したものの、チームへの合流時期や、今月22日に予定されているドラフト会議への出席については現時点で未定となっている。球団は近日中に正式契約を結ぶ方針で、その後に就任会見を実施する予定だ。長年続いた低迷の歴史を変えるべく、工藤氏の手腕がどのような形でチームに注入されるのか、その初陣に注目が集まる。

執筆者について: nipponese

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