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ロシア、自爆ドローンに異例の「ミサイル搭載」。ウクライナの軍事ベンチャーが映像を公開 | Business Insider Japan

ウクライナのドローンメーカー、ワイルド・ホーネッツ(Wild Hornets)は、自社の迎撃機が空対空ミサイルを搭載したロシアのドローンを撃墜したと述べた。Wild Hornets/X 経由のスクリーングラブウクライナの軍事ベンチャー、ワイルド・ホーネッツは、自社の迎撃ドローンが、空対空ミサイルを搭載したロシア版のシャヘド型自爆ドローンを撃墜したと発表した。自爆ドローンに空対空ミサイルを搭載したことは、ウクライナの航空機に対抗しようとするロシアの試みとみられる。同社は、自社の迎撃ドローン「スティング」が撮影したその“新型”自爆ドローンの映像を公開した。ウクライナの防衛テック・ベンチャー、ワイルド・ホーネッツ(Wild Hornets)は12月1日、自社の迎撃ドローン「スティング」が空対空ミサイルを搭載したロシアのドローンを撃墜したと発表した。この異例の構成は、新たな戦場戦術を示すものだ。「弾頭で自爆」が本来の目的だが…2023年創業のワイルド・ホーネッツは、ウクライナ軍向けドローンを製造する軍事ベンチャーだ。同社によると、ウクライナの第412ネメシス旅団ダークノード大隊がスティングを使用し、ロシア版シャヘド型自爆ドローンを撃墜。その自爆ドローンには、ソ連時代の空対空ミサイルが搭載されていたという。ワイルド・ホーネッツの海外支援コーディネーター、アレックス・ロスリン(Alex Roslin)氏はBusiness Insiderに対し、今回の交戦は、スティング迎撃機が空対空ミサイル搭載のシャヘド型ドローンを撃墜した初のケースだと語った。ロシアのシャヘド型攻撃ドローンは通常、ミサイルを搭載していない。弾頭(爆薬)のみ搭載して標的に向かって急降下し、衝突時に爆発するよう設計されている。これが「自爆ドローン」と呼ばれる所以だ。自爆ドローンが兵器を“外付け”している例は、これまでほとんど確認されていなかった。ワイルド・ホーネッツは声明で、ロシアは空対空ミサイルを使用し、ウクライナがシャヘド型ドローンの迎撃に用いてきたヘリコプターに対抗しようとしているようだと述べた。ロシア国防省も在米ロシア大使館も、コメント要請に応じなかった。軍事ベンチャーが映像を公開もう 1 つの独占的な例として、第 412 ネメシス旅団のダークノード大隊が、迎撃機 STING ドローンを使用して、R-60 空対空ミサイルを搭載したシャヘドを撃墜しました。 pic.twitter.com/UseJQNAlpA— ワイルドホーネッツ (@wilendhornets) 2025年12月1日 上記の交戦の映像は、迎撃ドローン「スティング」の視点から撮影されたものだ。イラン製シャヘド136をモデルにしたロシア版のプロペラ駆動「ゲラン2」に、ミサイルが搭載されている姿を映したとみられる。ワイルド・ホーネッツは、搭載されていた兵器を「R-60」と特定した。R-60は、ソ連が戦闘機用に開発した射程10kmの短距離誘導ミサイルで、1970年代初頭に実戦配備された。戦闘経験が豊富で、中東のさまざまな紛争で使用されてきた。ウクライナの軍事専門家セルゲイ・ベスクレストノフ(Sergey Beskrestnov)氏は、メッセージアプリのTelegramに、今回の事案はシャヘド型ドローンにR-60ミサイルを搭載していることが確認された初めてのケースだと投稿した。さらに、この組み合わせは「シャヘド型ドローンを追跡するヘリコプターや戦術航空機を破壊するよう設計されている」と指摘した。ベスクレストノフ氏は、撃墜されたシャヘド型ドローンとミサイルの残骸とされる写真を共有した。Business Insiderは、これらの画像の信憑性を独自に検証することはできなかった。ウクライナは、ロシアのドローンを撃墜するため、戦闘機やヘリコプターといった軍用機への依存を高めている。自爆ドローンへのミサイル搭載は、そうしたウクライナの防空網を抑え込もうとするモスクワの試みかもしれない。ただし、追加装備は機体の積載量を制限し、ドローンの性能を低下させる可能性もある。戦争において、ドローンがミサイルで武装したのはこれが初めてではない。例えば、ウクライナ海軍のドローンは地対空ミサイルを搭載し、黒海上空でロシア軍機を撃墜している。この追加装備は、ロシアの戦闘空中哨戒活動の強化に対応するために行われた。迎撃ドローン依存高めるウクライナワイルド・ホーネッツが製造する迎撃ドローン「スティング」は、ウクライナ軍が使用する数ある迎撃機の1つだ。アナトリー・ステパノフ/ロイター関係当局者らは、両国が防衛技術の“いたちごっこ”を繰り広げていると指摘する。そうしたなかで登場した「ミサイル搭載シャヘド」は、ウクライナより優位に立とうとするロシアの新たな展開を示すものだ。ウクライナ国防省のイノベーション担当副大臣ユーリイ・ミロネンコ(Yurii Myronenko)中佐は11月、Business Insiderに対し、ロシアはすでにウクライナの航空機やヘリコプターをシャヘド型ドローンで空中攻撃しようとしていると語った。元ドローン部隊司令官でもあるミロネンコ氏は、ロシアが派生型シャヘドを含む新たな長距離打撃兵器をテストしていると述べた。ただし、空対空ミサイルについては言及しなかった。ロシアによるドローン攻撃の脅威が増すなか、ウクライナはここ数カ月、低コストの防空手段としてワイルド・ホーネッツのスティングのような迎撃ドローンへの依存を高めている。スティングの価格は約2500ドル(約39万円、1ドル=156円)。ワイルド・ホーネッツは11月、ウクライナ軍がこの迎撃ドローンを使用して、1晩で100機以上のシャヘド型ドローン——推定コストは2万ドル(約312万円)から7万ドル(約1092万円)——を撃墜できると述べた。同社は11月30日、スティング迎撃機が前夜の攻撃で、新型ゲラン3型ドローン(ロシアのジェット推進式シャヘド型ドローンの派生型)を初めて撃墜したと発表した。ドローンの技術は従来の防衛技術開発では対応しきれないほどのスピードで進んでいる | Business Insider Japan #ロシア自爆ドローンに異例のミサイル搭載ウクライナの軍事ベンチャーが映像を公開 #Business #Insider #Japan

ロシア、自爆ドローンに異例の「ミサイル搭載」。ウクライナの軍事ベンチャーが映像を公開 | Business Insider Japan

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2025-12-04 01:45:00

ウクライナのドローンメーカー、ワイルド・ホーネッツ(Wild Hornets)は、自社の迎撃機が空対空ミサイルを搭載したロシアのドローンを撃墜したと述べた。
Wild Hornets/X 経由のスクリーングラブ
  • ウクライナの軍事ベンチャー、ワイルド・ホーネッツは、自社の迎撃ドローンが、空対空ミサイルを搭載したロシア版のシャヘド型自爆ドローンを撃墜したと発表した。
  • 自爆ドローンに空対空ミサイルを搭載したことは、ウクライナの航空機に対抗しようとするロシアの試みとみられる。
  • 同社は、自社の迎撃ドローン「スティング」が撮影したその“新型”自爆ドローンの映像を公開した。

ウクライナの防衛テック・ベンチャー、ワイルド・ホーネッツ(Wild Hornets)は12月1日、自社の迎撃ドローン「スティング」が空対空ミサイルを搭載したロシアのドローンを撃墜したと発表した。この異例の構成は、新たな戦場戦術を示すものだ。

「弾頭で自爆」が本来の目的だが…

2023年創業のワイルド・ホーネッツは、ウクライナ軍向けドローンを製造する軍事ベンチャーだ。同社によると、ウクライナの第412ネメシス旅団ダークノード大隊がスティングを使用し、ロシア版シャヘド型自爆ドローンを撃墜。その自爆ドローンには、ソ連時代の空対空ミサイルが搭載されていたという。

ワイルド・ホーネッツの海外支援コーディネーター、アレックス・ロスリン(Alex Roslin)氏はBusiness Insiderに対し、今回の交戦は、スティング迎撃機が空対空ミサイル搭載のシャヘド型ドローンを撃墜した初のケースだと語った。

ロシアのシャヘド型攻撃ドローンは通常、ミサイルを搭載していない。弾頭(爆薬)のみ搭載して標的に向かって急降下し、衝突時に爆発するよう設計されている。これが「自爆ドローン」と呼ばれる所以だ。自爆ドローンが兵器を“外付け”している例は、これまでほとんど確認されていなかった。

ワイルド・ホーネッツは声明で、ロシアは空対空ミサイルを使用し、ウクライナがシャヘド型ドローンの迎撃に用いてきたヘリコプターに対抗しようとしているようだと述べた。

ロシア国防省も在米ロシア大使館も、コメント要請に応じなかった。

軍事ベンチャーが映像を公開

上記の交戦の映像は、迎撃ドローン「スティング」の視点から撮影されたものだ。イラン製シャヘド136をモデルにしたロシア版のプロペラ駆動「ゲラン2」に、ミサイルが搭載されている姿を映したとみられる。

ワイルド・ホーネッツは、搭載されていた兵器を「R-60」と特定した。R-60は、ソ連が戦闘機用に開発した射程10kmの短距離誘導ミサイルで、1970年代初頭に実戦配備された。戦闘経験が豊富で、中東のさまざまな紛争で使用されてきた。

ウクライナの軍事専門家セルゲイ・ベスクレストノフ(Sergey Beskrestnov)氏は、メッセージアプリのTelegramに、今回の事案はシャヘド型ドローンにR-60ミサイルを搭載していることが確認された初めてのケースだと投稿した。さらに、この組み合わせは「シャヘド型ドローンを追跡するヘリコプターや戦術航空機を破壊するよう設計されている」と指摘した。

ベスクレストノフ氏は、撃墜されたシャヘド型ドローンとミサイルの残骸とされる写真を共有した。Business Insiderは、これらの画像の信憑性を独自に検証することはできなかった。

ウクライナは、ロシアのドローンを撃墜するため、戦闘機やヘリコプターといった軍用機への依存を高めている。自爆ドローンへのミサイル搭載は、そうしたウクライナの防空網を抑え込もうとするモスクワの試みかもしれない。ただし、追加装備は機体の積載量を制限し、ドローンの性能を低下させる可能性もある。

戦争において、ドローンがミサイルで武装したのはこれが初めてではない。例えば、ウクライナ海軍のドローンは地対空ミサイルを搭載し、黒海上空でロシア軍機を撃墜している。この追加装備は、ロシアの戦闘空中哨戒活動の強化に対応するために行われた。

迎撃ドローン依存高めるウクライナ

ワイルド・ホーネッツが製造する迎撃ドローン「スティング」は、ウクライナ軍が使用する数ある迎撃機の1つだ。
ワイルド・ホーネッツが製造する迎撃ドローン「スティング」は、ウクライナ軍が使用する数ある迎撃機の1つだ。
アナトリー・ステパノフ/ロイター

関係当局者らは、両国が防衛技術の“いたちごっこ”を繰り広げていると指摘する。そうしたなかで登場した「ミサイル搭載シャヘド」は、ウクライナより優位に立とうとするロシアの新たな展開を示すものだ。

ウクライナ国防省のイノベーション担当副大臣ユーリイ・ミロネンコ(Yurii Myronenko)中佐は11月、Business Insiderに対し、ロシアはすでにウクライナの航空機やヘリコプターをシャヘド型ドローンで空中攻撃しようとしていると語った。

元ドローン部隊司令官でもあるミロネンコ氏は、ロシアが派生型シャヘドを含む新たな長距離打撃兵器をテストしていると述べた。ただし、空対空ミサイルについては言及しなかった。

ロシアによるドローン攻撃の脅威が増すなか、ウクライナはここ数カ月、低コストの防空手段としてワイルド・ホーネッツのスティングのような迎撃ドローンへの依存を高めている

スティングの価格は約2500ドル(約39万円、1ドル=156円)。ワイルド・ホーネッツは11月、ウクライナ軍がこの迎撃ドローンを使用して、1晩で100機以上のシャヘド型ドローン——推定コストは2万ドル(約312万円)から7万ドル(約1092万円)——を撃墜できると述べた。

同社は11月30日、スティング迎撃機が前夜の攻撃で、新型ゲラン3型ドローン(ロシアのジェット推進式シャヘド型ドローンの派生型)を初めて撃墜したと発表した。

ドローンの技術は従来の防衛技術開発では対応しきれないほどのスピードで進んでいる | Business Insider Japan

ドローンの技術は従来の防衛技術開発では対応しきれないほどのスピードで進んでいる | Business Insider Japan


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