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ルビオ国務長官がコロンビアを訪問、重要鉱物と原子力協力の協定に署名

2026年9月に南米を訪問したアメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、コロンビアのバランキージャでアベルナルド・デ・ラ・エスプレージャ大統領と会談し、重要鉱物や民生用原子力協力を巡る協定に署名した。中南米の保守派政権との安全保障および経済的結びつきの強化を図る狙いがある。…

ルビオ国務長官がコロンビアを訪問、重要鉱物と原子力協力の協定に署名

2026年9月に南米を訪問したアメリカのマルコ・ルビオ国務長官は、コロンビアのバランキージャでアベルナルド・デ・ラ・エスプレージャ大統領と会談し、重要鉱物や民生用原子力協力を巡る協定に署名した。中南米の保守派政権との安全保障および経済的結びつきの強化を図る狙いがある。

コロンビア大統領との会談と二国間協定の締結

アメリカのマルコ・ルビオ国務長官は火曜日、左派政権による4年間の統治を経て悪化したボゴタとの関係を「修復」するため、コロンビアを訪問した。カリブ海の都市バランキージャで、6月の選挙で勝利し8月に就任したアベルナルド・デ・ラ・エスプレージャ大統領と会談を行い、両国は重要鉱物供給チェーンおよび民生用原子力協力に関する協定を締結した。

前政権のグスタボ・ペトロ大統領とドナルド・トランプ大統領がSNS上で激しくやり取りし、米国が数億ドルの治安維持資金の削減をちらつかせたことで、両国の関係は衰退していた。ルビオ国務長官は、前政権下で不自然な「距離」が生じていたと指摘し、新政権が「一連の災難」を継承し「過去4年間の過ち」に向き合っていると述べた。また、ルビオ氏はデ・ラ・エスプレージャ大統領を「強さを持つ人物」と称賛し、彼が「正気を失って政治の世界に入る」ずっと前から個人的に知っていたと冗談を交えて語った。

デ・ラ・エスプレージャ大統領は、4年間にわたって「中断されていた」歴史的なパートナーシップを再開させ、コロンビアが南米における米国の主要な安全保障パートナーになることを目指すと述べた。また、レーダーやドローン技術を含む軍事作戦への米国の支援を求め、就任以来、米国との軍事協力を拡大し、麻薬密売組織への作戦を強化している。

「盾・オブ・ジ・アメリカズ」構想と地域全体の安全保障連携

コロンビア訪問を皮切りに、ルビオ国務長官はエクアドルとペルーを歴訪し、南米諸国の保守系指導者らとの関係緊密化を進める予定である。エクアドルではダニエル・ノボア大統領と会談し、麻薬密売や組織犯罪への共同対策を協議する。その後、7月に就任したケイコ・フジモリ大統領が率いるペルーを訪問する。

ルビオ国務長官は、主要非NATO同盟国であるペルーを、米国の支援による安全保障パートナーシップ「アメリカ大陸反カルテル連合(ACCC)」、通称「盾・オブ・ジ・アメリカズ(Shield of the Americas)」に組み込むことで、域内の脅威に対処する取り組みを同期させると述べた。また、ルビオ氏は地域紙に寄稿した意見記事の中で、中国などの外部勢力が「略奪的な慣行」を隠した約束を掲げて西半球に参入していると警告した。

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ペルーは2009年に中国と自由貿易協定を締結して以来、中国が最大の貿易相手国となっており、米国を抜いている。こうした背景のもと、トランプ政権は「ドンロー・ドクトリン(Donroe Doctrine)」と呼ばれる政策プラットフォームの下、西半球全体の支配力を高めることを推進しており、ルビオ国務長官はコロンビア、ペルー、エクアドルの3カ国と近いうちに「良好で強固な」貿易協定を結ぶことを模索している。

国内からの反発と野党の批判

コロンビア国内では、今回の米国との接近や鉱物・エネルギー分野の合意に対して強い反発も生じている。ペトロ前大統領の同盟者であり、左派の大統領候補であるイヴァン・セペダは、ルビオ国務長官の訪問および火曜日の合意について「我が国の主権の戦略的部分を差し出す行為である」とSNSで厳しく批判した。

Marco Rubio says US seeks more economic and security ties in Latin America
Photo: aljazeera.com

さらに、デ・ラ・エスプレージャ大統領が同日に発表した武器所持の規制緩和についても、セペダ氏は「ルビオとデ・ラ・エスプレージャが署名する『覚書』がどれほど悲惨なものであるかは、同様に悲惨な決定である武器携帯の許可が同時に発表されていることでわかる」と述べ、トランプ政権の政策を反映したものだと批判した。

これに対しデ・ラ・エスプレージャ大統領は、コロンビアが直面する犯罪問題と60年にわたる内部紛争を挙げ、「長年、法を遵守する市民が制限を受ける一方で、犯罪者が違法に武装し続けてきた。それを変えなければならない」と、規制緩和の決定を正当化した。

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執筆者について: nipponese

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