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このウイルスは、メキシコシティで入院していた59歳の男性から検出された。この男性は発熱、息切れ、下痢の症状を呈し、1週間後に死亡した。WHOは声明で、これはH5N2型として知られる鳥インフルエンザに感染した最初の検査確認例であり、これまでほとんど注目されていなかったこの株について疑問を投げかけていると述べた。現在、米国の乳牛に発生している鳥インフルエンザは、別の株であるH5N1型によって引き起こされている。
メキシコ中部に住んでいたこの患者は、家禽類や他の動物との接触歴はなく、基礎疾患があった。患者が住んでいたメキシコの州では家禽類から鳥インフルエンザの株が報告されているが、メキシコ政府は患者がどこでウイルスに接触したかは不明である。
WHOによると、H5N2型ウイルスのヒトへの感染例は他に確認されておらず、現時点では一般市民に対するウイルスのリスクは低いとしている。
米国疾病予防管理センターはコメントの要請にすぐには応じなかった。
WHOは患者の親族の話として、死亡した患者は急性症状が出る前に「他の理由」で3週間寝たきりだったと述べた。
メキシコ当局はウイルスの存在を確認した後、5月23日にWHOに致命的な症例を報告した。