格付け会社は「政治的安定」と「経済・予算改革の有効性」を強調し、イタリア国債格付けを「Baa2」に引き上げた。
格付け会社ムーディーズは11月22日金曜日、イタリアの国債格付けを1段階引き上げ「Baa2」にすると発表し、超保守党のジョルジア・メローニ政権が行った「政治的安定」と「経済・予算改革の有効性」を理由にその決定を正当化した。同氏は見通しが安定しているとしてこの格付けを付けたが、これはムーディーズが少なくとも今後6カ月間はさらなる変動を予想していないことを意味する。
同庁はまた、「2026年8月までに予定されていた計画を超えて、成長と予算の健全化を支援するための将来の政治的決定の見通し」によってその決定を正当化している。 「その結果、公的債務負担は2027年以降減少すると予想されます。」ムーディーズは、4月のS&Pと9月のフィッチによる同様の決定に続き、この方向に動く最も新しい機関である。
イタリア経済大臣のジャンカルロ・ジョルジェッティ氏はプレスリリースで「これはこの政府、ひいてはイタリアに再確認された信頼の新たな確認だ」と歓迎し、ムーディーズによる格付け引き上げは過去23年間で初めてだったと回想した。イタリアは特に、新型コロナウイルス感染症パンデミックの最中に欧州経済を復活させるために決定されたNextGenerationEU欧州投資計画から恩恵を受けており、その主な受益者は半島だった。
赤字は抑制されているが成長は弱い
これにより、イタリア政府は財政赤字をユーロ圏が計画している基準に徐々に近づけることができ、わずか1年で赤字を半減し、2024年には3.4%にまで達した。イタリアは今年、財政赤字を3%に戻す計画を立てている。すべてにもかかわらず、イタリア経済の成長率は今年弱いままで、ユーロスタットの予測によれば約0.4%であり、今後2年間は0.8%を超えないはずだ。
政府自身も今年の成長率見通しをこれまでの予想0.6%から0.5%に下方修正し、2026年にはかろうじて改善する0.7%になると予想している。しかし、今年の財政赤字目標は順守し、来年も財政赤字を2.8%に削減する努力を続けると保証している。そしてイタリアは依然としてフランスなどの近隣諸国よりはるかに多額の負債を抱えており、国内総生産(GDP)の135%に相当するのに対し、パリは114%となっている。また、生産性の低下と人口の高齢化により、中期的な見通しは依然として暗い。
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