ミシガン大学ウォルバリンズは2025年9月、ミシガン・スタジアムで行われた試合で、全米11位のオクラホマ・スーナーズを17対10で破り、見事な勝利を収めた。新加入のジョン・ヘンリー・ダレイの守備や、クォーターバックのブライス・アンダーウッドの活躍が光った。
オクラホマ戦の勝利を支えた守備陣の奮闘
ミシガン大学は強豪オクラホマ・スーナーズを相手に一歩も引かない戦いを見せ、接戦をモノにした。特に守備陣のパフォーマンスが試合の行方を決定づけた。ユタ大学からの転入生であるエッジラッシャーのジョン・ヘンリー・ダレイは、試合を通じて相手バックフィールドを脅かし続け、8タックル、3ロスタックル、1サックを記録した。前半だけで6タックルと1サックをマークし、チームが10対0とリードを広げる原動力となった。
守備の貢献はダレイだけにとどまらない。メンフィス大学から移籍したクリス・ブレイシーは、オクラホマの有望な攻撃ドライブをファンブルフォースで断ち切るなど、勝負強さを発揮した。6タックルを記録したハードヒッターとして、チームの守備を引き締めた。
シニアのコーナーバックであるジャイアー・ヒルは、自陣ゴール前のサードダウンで痛恨のパーソナルファウルを犯したが、その直後の第4クォーターに試合の流れを変えるインターセプトを成功させた。その2プレイ後にチームは逆転のタッチダウンを奪い、一度もリードを譲ることなく逃げ切った。
ブライス・アンダーウッドの立て直しとオフェンスの成長
開幕戦での苦戦が伝えられていたクォーターバックのブライス・アンダーウッドは、この大一番で冷静さを取り戻した。前半に飛び出した38ヤードの独走タッチダウンランを含む合計198ヤードを稼ぎ、自身の強みを活かしたプレーでチームを牽引した。致命的なミスを犯さず、落ち着いた試合運びを見せたことが勝利につながっている。

昨シーズンは9勝4敗、ビッグテン・カンファレンス内で7勝2敗の成績を残し、テキサス大学とのシトラスボウルで41対27の敗戦を喫してシーズンを終えていた。1試合平均210.2ヤードのランオフェンスは全米14位を誇る一方、パス攻撃の安定化が課題として挙げられてきた中での今回の戦いとなった。
新任のヘッドコーチキール・ウィッティンガムとオフェンスコーディネーターのジャソン・ベックは、アンダーウッド、932ヤードのランナーであるジョーダン・マーシャル、レシーバーのアンドリュー・マーシュを引き継ぐ。9勝、ボウル出場、ビッグテンの競争は現実的な目標とされている。
試合巧者ぶりが光ったフィールドポジション争い
守備とオフェンスだけでなく、スペシャルチームの働きも勝利に大きく貢献した。パンターのカム・ブラウンは、相手をゴールライン付近に釘付けにする正確なキックを連発した。7本中6本のパントを20ヤード以内に落とし、平均42.3ヤード、最長51ヤードのビッグボートを記録してオクラホマ陣営にプレッシャーをかけ続けた。
ビッグテンでの競争は厳しい。ペンシルベニア州立大学、インディアナ大学、オレゴン大学、オハイオ州立大学が上位に位置し、9勝、ボウル出場、ビッグテンの競争は現実的な目標とされている。