キネフ首相は、カナダ側が交渉において優位に立っているとの認識を示し、トランプ氏の姿勢について「生活費が高騰する現代のアメリカの状況から完全に乖離している」と切り捨てました。情報元によると、同首相は「アメリカ側が現在、われわれに取引を持ちかけてきている」と語り、強気の姿勢を崩していません。
マニトバ州首相がトランプ米大統領を猛烈に批判
AP Newsを通じ、マニトバ州首相のWab Kinew氏は、今や誰もがアメリカの大統領のことを予測不能で無責任であり、信頼に値しない人物だと知っていると述べ、このような人物こそがわれわれが取引を行うはずの相手であり、そのためにさらなる譲歩をしようとしていると指摘し、だからこそ悪い相手とは良い取引は結べないのであり、それが覆されないと誰が言えるのかと語りました。
連邦政府の交渉進展と迫る関税発動の期限
カナダと米国の間の通商協議を巡っては、連邦政府の動きも活発化しています。ドミニク・ルブラン連邦貿易担当相は木曜日、アメリカ側の通商代表を務めるジェイミソン・グリア氏と協議するためワシントンへ戻り、合意に向けて最終調整を行っていることを明らかにしました。
ルブラン担当相は交渉の進捗についてWe’re very close.
アメリカ製アルコール類の販売再開を巡る各州の対応
今回の通商協議において最大の火種となっているのが、米国産アルコール飲料の輸入制限です。トランプ政権側は、報復措置としてカナダの複数州が課している米国の酒類に対する厳しい販売制限の撤廃を強く求めてきました。
ニューファウンドランド・ラブラドール州のトニー・ウェイクハム首相は、マーク・カーニー首相が主催した水曜日の電話協議において、すべての州首相が米国産酒類を店頭へ戻す方針に同意したと明らかにしました。しかし、すべての州がこの方針を公式に確認しているわけではありません。
「チーム・カナダ」の枠組みと消費者の選択
トランプ氏に対する強い不信感を表明しながらも、キネフ首相は国としての「チーム・カナダ」アプローチの一環として、マニトバ州が連邦政府の要請に同調し、米国産アルコールを再び店頭に戻す可能性を認めています。しかし、同首相は消費者に向けて次のように強い言葉で呼びかけました。

AP Newsを通じ、マニトバ州首相のWab Kinew氏は、アメリカの酒類を再びリカー・マートの棚に戻すとしても、カナダ人の皆さんはそれを棚に置いたままにしてほしいと述べました。
マニトバ州は、米国企業や製品に対する公式な規制や調達上の優遇措置の撤廃に応じる余地を残しつつも、州自身の購買においては引き続きカナダ国内のサプライヤーびいきを維持する方針を示しています。