フランスは数日間の騒乱の後、ニューカレドニアで観光客の避難を開始

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2024-05-25 09:34:32

マドリード、5月25日(ヨーロッパプレス) –

フランス政府は、現在麻痺しているフランス居住者への選挙権拡大の取り組みをめぐり太平洋諸島で数日間の混乱が続いたことを受け、海外領土ニューカレドニアで国内観光客の避難手順を開始した。

観光客らは今週土曜日、軍用機でオーストラリアとニュージーランドに移送され、以前の経由地であった後、民間機でフランスに戻った。

BFMTVによると、ニューカレドニア危機発生以来、フランス当局が観光客の状況に初めて言及し、「外国人とフランス人観光客に対する支援策は継続する」としている。

7人の死者と数百人の逮捕者を出した騒乱の波を受けて、同諸島は先週から非常事態にあり、フランスは同諸島に治安部隊の追加配備を余儀なくされている。

オーストラリアとニュージーランドは今週初めに住民の避難を開始したが、首都ヌメアの空港は依然としてすべての民間航空便の運航を停止している。

抗議活動は、同地域に10年間居住したフランス国民に地方選挙の投票権を与えるという選挙改革案に反発して始まった。

長年独立運動を続けてきたニューカレドニアの先住民族カナク族は、パリが同地域住民の大多数の強い反対を考慮せずに物議を醸す改革を推し進めたと非難した。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は先週木曜日の同地域訪問中に、状況が沈静化して政治交渉が再開できるまで改革を一時停止すると発表した。

#フランスは数日間の騒乱の後ニューカレドニアで観光客の避難を開始

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