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デトロイト・ライオンズがセインツに辛勝、ジャマー・ギブスが自己最多156ヤードを記録

2026年シーズン第1週、デトロイト・ライオンズはニューオーリンズ・セインツ戦で21-0と圧倒的なリードを奪いながらも、21点差を追いつかれ、延長戦の末に31対30で辛勝しました。ジャマー・ギブスが自己最多の156ヤードを走る活躍を見せた一方、セインツの2ポイントコンバージョンが失敗に終わったことで、ライオンズは衝撃的な敗北を免れ、謙虚な勝利を手にしました。…

New Orleans Saints v Detroit Lions

2026年シーズン第1週、デトロイト・ライオンズはニューオーリンズ・セインツ戦で21-0と圧倒的なリードを奪いながらも、21点差を追いつかれ、延長戦の末に31対30で辛勝しました。ジャマー・ギブスが自己最多の156ヤードを走る活躍を見せた一方、セインツの2ポイントコンバージョンが失敗に終わったことで、ライオンズは衝撃的な敗北を免れ、謙虚な勝利を手にしました。

ジャマー・ギブスの爆発的な走りとオフェンス陣の奮闘

オフェンスのパス攻撃が安定しない中、ライオンズの攻撃陣を力強く牽引したのは、バックフィールドの公式な「ベルカウ(主力)」として初出場したランニングバックのジャマー・ギブスでした。ギブスは自己最多となる29キャリーで156ヤードを獲得し、2本の1ヤードタッチダウンランを記録してチームの勝利に大きく貢献しました。

ギブスの記録したスタッツは、単なる一発のビッグゲインに頼ったものではありませんでした。最長ランでも21ヤードにとどまりながら、コンスタントにゲインを重ね、1アトライアル平均5.4ヤードをマークしました。これは、クォーターバックのジャレッド・ゴフがパスで記録した1アトライアル平均5.3ヤードを上回る数値です。

オフェンスラインも堅実な働きを見せました。レフトタックルのペネイ・サウェル、ライトサイドのテイト・ラトレッジとブレイク・ミラーが安定して機能しました。また、怪我をしたクリスチャン・マホガニーの代役を務めたベン・バーチもポジティブな場面がありました。特に、トレーニングキャンプでのケイド・メイズの怪我によりスターティングセンターを務めたスクラグスは、ギブスのランニングにオープンレーンを作り出し、ゴフへのプレッシャーを最小限に抑える活躍を見せました。これは、2025年にグラハム・グラスゴーへの交代でオフェンスラインが後退した状況を繰り返さないという懸念を払拭するものでした。

一方、セインツ側ではクォーターバックのタイラー・ショーがキャリアハイとなる410ヤード(56パス中35成功)を記録し、3つのタッチダウンパスを成功させました。ショーは2つのインターセプトと1つのファンブルロスを記録し、攻撃陣は第3クォーター半ばまでリズムを掴めませんでした。しかし、第3クォーターにケンドレ・ミラーが8ヤードのタッチダウンランを決め、残り28秒でレシーバーのデヴォーン・ヴェレオンに1ヤードのタッチダウンパスを成功させたことで猛追を開始しました。

デリック・バーンズの攻守にわたる圧倒的な存在感

守備陣では、ラインバッカーのデリック・バーンズが圧倒的なパフォーマンスを発揮しました。2025年の厳しいキャンペーンを経て、契約とチームでの長期的な居場所を正当化する必要があったバーンズは、今季の開幕戦で完全なリバウンドを果たしました。

IT WAS 21-0 | WILD GAME COMES DOWN TO FINAL PLAY | Detroit Lions Vs New Orleans Saints

試合序盤にタックルミスがあったものの、その後はランディフェンスでロスタックルや複数のストップを記録し、サックも1つ挙げました。さらに、パスディフェンスでも輝きを放ち、後半開始直後、セインツが40ヤードラインという絶好のフィールドポジションを得ていた場面でインターセプトを奪いました。ライオンズはこのチャンスを直後のギブスの1ヤードランによるタッチダウンに繋げました。また、延長戦ではタッチダウンを阻止する重要なパスブレイクアップを記録しました。

デトロイト・ライオンズがセインツに辛勝、ジャマー・ギブスが自己最多156ヤードを記録
Photo: New Orleans Saints

その他の守備陣の活躍として、ディフェンシブタックルのバーノン・ブロートンが前半にフォースドファンブルとファンブルリカバリーを記録し、エンドのカール・グランデロンが第4クォーターにサックを記録しました。また、チェイス・ヤングがストリップサックを決め、セーフティのジョナス・サンカーがそれをタッチダウンに繋げましたが、審判の判定により覆されました。

課題となったジェイムソン・ウィリアムズと新体制

一方で、ワイドレシーバーのジェイムソン・ウィリアムズは苦いデビュー戦となりました。4キャッチ45ヤードに終わり、第1クォーターの完璧なディープボールを両手で弾いたほか、第3クォーターの3rdダウンパスをキャッチできずドライブを終了させました。試合終了1分前にもボールを指先で弾き、パントを強いた場面がありました。第2クォーターにはリバースピッチをボブルしましたが、これについてゴフは自身の「ひどいピッチ(crappy pitch)」であったと述べています。

デトロイト・ライオンズがセインツに辛勝、ジャマー・ギブスが自己最多156ヤードを記録
Photo: Detroit Lions

今季から就任したドリュー・ペッツング・オフェンシブコーディネーター(前アリゾナ・カージナルスOC)は、複雑なスキームを簡単に教える能力と、選手やコーチの意見を取り入れる姿勢で高く評価されています。ダン・キャンベル監督は、ペッツングとジャレッド・ゴフの関係について次のように述べています。

「彼らはお互いの最高の部分を引き出し合っていると感じる」 ダン・キャンベル監督

セインツの猛追と惜しまれた延長戦の結末

試合は後半からセインツが猛烈に追い上げました。ワイドレシーバーのクリス・オラベがキャリアベストとなる10キャッチ182ヤードを稼ぎ出し、フリーエージェントで加入したランニングバックのトラビス・エティエンヌ・ジュニアも46ランヤードと7キャッチ32ヤードを記録しました。

Detroit Lions vs New Orleans Saints – NFL Week 1 Full Game Highlights (Madden 27 Sim)

しかし、最後はセインツの2ポイントコンバージョンが失敗に終わり、ライオンズが薄氷の勝利を手にしました。セインツは次週、9月20日日曜日に対ボルティモア・レイブンズ戦を控えています。

執筆者について: nipponese

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