タコベルとテイラーファームズをめぐる調査の状況
タコベルによる問題食材の自主撤去と供給停止措置
タコベル側は、特定のサプライヤーとの関連について明言を避けているものの、公衆衛生当局との協議を経て予防的措置を講じている。同社は公式声明で次のように述べている。
ワシントン・ポスト紙が特定したテイラーファームズの汚染疑惑
一方で、2026年夏のサイクロスポラ症の発生源をめぐっては、テイラーファームズが関与しているという噂がソーシャルメディア上で拡散しており、現在も調査が続いている。米ワシントン・ポスト紙は、7月16日付の独占記事において、匿名情報筋の話として、調査当局がタコベルに提供されたテイラーファームズ製の細切りレタスを汚染源の可能性があると特定したと報じた。これに先立ち、同紙は7月14日にも、当局がタコベルを調査しているという同様の報道を行っていた。
全米34州で拡大するサイクロスポラ症の感染被害とミシガン州の調査
サイクロスポラ症は、寄生虫「サイクロスポラ」によって引き起こされる腸管感染症であり、汚染された食品や水の摂取を通じて感染する。症状には「爆発的な下痢」が含まれる。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、5月1日以降、全米34州で感染が拡大した。7月13日時点で、CDCは1,645人の感染と141人の入院を確認しており、死者は確認されていない。特に被害が深刻なミシガン州では、同州だけで4,300件以上のサイクロスポラ症が報告されている。同州は月曜日の時点で、「レタスまたはサラダ菜」が汚染源である可能性を指摘する調査結果を公表していた。

食品医薬品局が突き止めたメキシコ産細切りアイスバーグレタスの関与
食品医薬品局(FDA)も、インディアナ州、ケンタッキー州、ミシガン州、オハイオ州、ウェストバージニア州のタコベル店舗で提供された細切りアイスバーグレタスを、進行中のサイクロスポラ症の発生に関連付けている。このレタスは、メキシコの単一の供給元から供給されたものであり、1,644人のサイクロスポラ症感染事例の発生源とされている。
テイラーファームズは北米最大のサラダ菜生産者であり、タコベルのほか、チポトレ、マクドナルド、コストコ、ウォルマート、トレーダー・ジョーズなどのチェーン店や食料品店にも製品を供給している。同社は北米で30の加工施設を運営している。過去の事例として、ソーシャルメディア上の投稿では、2013年にアイオワ州とネブラスカ州で発生したサイクロスポラ症の流行にもテイラーファームズが関与していたことが指摘されている。テイラーファームズは、ビジネス・インサイダーからの複数回にわたるコメント要請に応じておらず、同社の製品リコールページには木曜日の夜の時点で「有効な製品リコールなし」と記載されている。
健康専門家は、発生が収束するまで袋入りのレタスやサラダを避けるよう推奨しており、消費者に対しては丸ごとのレタスを選び、外側の葉を取り除き、よく洗うことを呼びかけている。
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