回転寿司チェーン「スシロー」で導入が進む大型タッチパネル「デジロー」を体験した家族連れが、その巨大な画面や複数人での同時注文機能、ミニゲーム機能などの充実したオーバースペックな仕様に驚きを示していると、ニュースサイト「RocketNews24」の寄稿記事で報じられた。
スシローに新導入された巨大モニター「デジロー」の全貌
日常的に回転寿司店を利用するという家族が、近所に新しくオープンしたスシローを訪れた際、従来の小さなタッチパネルとは異なる小型テレビのような大型モニターに直面したと報じられている。この大型タッチパネル「デジロー」は2023年9月から導入が始まっており、2026年2月時点で全国150店舗を超える規模に拡大しているシステムである。目の前に現れた巨大な画面について、ただ寿司を食べに来ただけの客にとっては、あまりの大きさに落ち着かないほどのインパクトがあったことが伝えられている。一方で、6歳の子供にとっては直感的な操作が非常に楽しく、ジュースやデザートを勝手にカートに入れてしまう場面もあったという。
両サイドからの注文とスマホ連動によるオーバースペックな機能
従来のタッチパネルと異なり、デジローでは同じテーブルの両サイドから同時に注文ができる親切設計が採用されている。さらに、画面のバーコードを読み取ることで自身のスマートフォンからも注文を行うことが可能になっており、ライターからはこれまでにないオーバースペックな回転寿司システムであると評されている。オープン直後ということもあり、店内では店員が新規の客に対して必ず操作方法を確認し、詳しく説明する様子が確認された。このことから、少なくとも執筆者の生活圏内においては、デジタル化された同システムはまだ目新しい存在であることがうかがえる。
注文ゲージから始まった「だっこずしグランプリ」の驚き
商品の注文を重ねるごとに画面右上の謎のゲージが少しずつ増えていく仕様について、格闘ゲームを想起させる演出であると描写されている。ゲージがマックスに達して超必殺技が出るのかと思いきや、画面が切り替わって『だっこずしグランプリ』というゲームが突如として始まった。同行した6歳の子供が単勝1点買いで選んだ「サーモンしろくま」がレースで見事に1着となり、しばらくするとレーンから景品の「ぷくぷくシール」が流れてきたという。ゲーセンのクオリティを彷彿とさせるこのエンタメ要素について、まるで「デジタルくら寿司」と呼びたくなるほどの凄まじい進化を遂げていると記事では表現されている。
昔ながらの会計風景が消えたことによる一抹の寂しさ
商品注文のカウントが自動化されたことに伴い、会計の際に店員がお皿を数えに来るという昔ながらの光景が見られなくなっている。会計ボタンを押した後はセルフレジに向かうだけのシステムとなっており、他チェーンでも導入されているこの仕様について、便利でありながらも吉野家が食券制になった時のような味気なさを覚えたと述べられている。しかし、妻や子供といった家族連れの間ではこのデジローのエンタメ性が非常にお気に召した様子であり、今後は他チェーンではなくスシローを利用する機会が増えるかもしれないと締めくくられている。