シンシナティ・ベンガルズのトレーニングキャンプ初日、ジャマー・チェース選手がチーム全体の小競り合いの中心となりました。2025年シーズンの苦戦から脱却を図る中、新加入の強力なディフェンス陣との激しい衝突が発生し、新体制でのチームの激しさが浮き彫りとなっています。
ジャマー・チェース選手とシンシナティ・ベンガルズのトレーニングキャンプ初日
WLWTが捉えたジャマー・チェース選手とジェイレン・ディヴィス選手の揉み合い
WLWTが捉えた映像によると、ベンガルズの選手たちの間でスクラム(揉み合い)が発生し、チェース選手と何人かのディフェンス選手の間で言い争いが見られました。クリップでは、チェース選手とベテランコーナーバックのジェイレン・ディヴィス選手がフェイスマスクを突き合わせる様子が映し出されており、状況を鎮めて引き離そうとアシスタントコーチが間に入っているのが確認できます。さらにWLWTの報道によると、チェース選手はD.J.ターナー2世選手のヘルメットを引き剥がして投げ捨てました。
Cincy Jungleの報道では、チェース選手がターナー選手のヘルメットを手に取り、およそ20ヤード先へ投げ飛ばしたと伝えられています。また同メディアによると、ディヴィス選手はこの日の練習中、タイトエンドのマイク・ゲシッキ選手とも別の物理的な衝突を起こしており、コーナーバックの激しい守備にゲシッキ選手が異議を唱える場面がありました。
WLWTのリポーターであるジャロン・メイ氏が投稿した動画でも、チェース選手がプレー後にディフェンス陣と対峙する様子が示されています。メイ氏は、チェース選手が「ディフェンス陣全体と口論した」後、対面のポジションに立っていたベテランコーナーバックのジェイレン・ディヴィス選手に向かって身構えるように一歩踏み出したと詳細を伝えています。
こうした小競り合いはキャンプインの時期にはよく見られるものであり、競争意識の溢れ出た結果に過ぎません。これまでのチェース選手の経歴を振り返ると、2025年シーズンにはピッチ上での衝突によって試合の出場停止を余儀なくされた経緯もあり、今回の乱闘はより注目を集める出来事となっています。しかしながら、今回のプロセスで負傷者は出ていない模様です。
ジョー・バロウ選手が率いるオフェンス陣とディフェンスコーディネーターのアル・ゴールデン氏
戦闘的な側面を除いても、今夏のベンガルズにおいてはオフェンスとディフェンスの戦いがより激しいものになると期待されています。ジョー・バロウ選手が率いるオフェンス陣は、司令塔が健康な状態であればリーグ屈指の強力なユニットとして機能してきた一方で、ディフェンス陣は近年特に低迷しており、2025年シーズンにはリーグの最下位に沈んでいました。
そうした守備陣の再建に向けて、ディフェンスコーディネーターのアル・ゴールデン氏は今週、「He’s worked his tail off this summer. He’s in great condition, and he’s ready to go」と評価し、「And he leads by example. He brings energy. He’s a positive person. Can’t say enough good things about him」と称賛の言葉を送っています。さらにチームの選手人事ディレクターを務めるデューク・トビン氏は、トレーニングキャンプのメディアランチにて、「I think the guys we’ve brought in have come in and earned respect from the people that we’ve had here, and they’ve shown the leadership characteristics, and they’re willing to help others」と手応えを語っています。