世界の電力供給の脱炭素化には、太陽光パネルや風力タービンだけでは不十分だ。これらは、発電に太陽光と安定した風力に頼っている。グリッド規模の蓄電は、この間欠性の問題の解決策となるが、その数は少なすぎる。公式予測機関である国際エネルギー機関(IEA)は、世界がネットゼロ排出の軌道に乗るためには、世界の蓄電設備容量を昨年の200ギガワット(GW)未満から、10年後には1テラワット(TW)以上、2050年には5TW近くにまで増やす必要があると見積もっている(図1参照)。しかし幸いなことに、グリッド上にエネルギーを蓄えるビジネスは、ようやく加速しつつある。
#クリーンエネルギーの次の兆ドルビジネス