カリフォルニア州アーバインで、2019年製マクラーレンが木に衝突して真っ二つに裂け、激しく炎上する事故が発生し、車に乗っていた2名が死亡しました。犠牲者のうちの一人は、世界最大規模の週次カーショー「South OC Cars and Coffee」の共同創設者であるジェームズ・ウェア(James Wehr)氏(27歳)であることが、家族や関係者のSNS投稿により明らかになりました。もう一人の犠牲者の身元は公表されていません。
カリフォルニア州アーバインでマクラーレンが衝突し炎上、カーショー創設者のジェームズ・ウェア氏ら2名が死亡
事故の経緯と警察の調査
アーバイン警察署によると、事故は日曜日(一部報道では土曜日の深夜から日曜日にかけて)の午前12時18分から20分頃、カルバー・ドライブ(Culver Drive)とディアフィールド・アベニュー(Deerfield Avenue)の交差点付近で発生しました。目撃者のシド(Sid)さんは、大きなブレーキ音に続いて爆発音が聞こえ、外に出ると「巨大な火(Ginormous fire)」が見えたと証言しています。


警察の調査により、以下の状況が判明しています。
- 車両は交差点の赤信号で停止していたが、信号が青に変わると同時に高速で加速した。
- 運転手がコントロールを失い、縁石を乗り越えて木に衝突した。
- 衝撃で車両は2つに分裂し、直後に出火した。
オレンジカウンティ消防局の隊員らが現場に急行し消火活動にあたりましたが、車内にいた2名は死亡しているのが発見されました。アーバイン警察の代表カイル・オルドープ(Kyle Oldoerp)氏は、消火後に車内で遺体が発見されたと述べています。
ジェームズ・ウェア氏の経歴と影響
亡くなったジェームズ・ウェア氏は、父親のサイモン(Simon)氏と共に、サンクレメンテで毎週開催されるハイエンドカーの集まり「South OC Cars and Coffee」を共同創設しました。このイベントは、数百台から時には数千台のパフォーマンスカーやマッスルカーが集まる「世界最大の週次カーショー」として知られています。

ウェア氏は生前、ABC7のインタビューに対し、このイベントについて素晴らしい環境であり、非常に幸運だと語っていました。また、ラグナの「ページェント・オブ・ザ・マスターズ」やハンティントンビーチのエアショーと同様に、サンクレメンテにとってこのカーショーは誇るべきものであると考えていました。
また、ウェア氏はコンテンツクリエイターとしても活動しており、高級車改造会社VF Engineeringのオーナーであるニック・サラン(Nik Saran)氏と協力し、全米のモータースポーツレースを共に旅していました。サラン氏はウェア氏を「陽気」で、あらゆる課題に対して「常に前向きな視点」を持つ人物だったと回想しています。
家族による追悼と今後の状況
ウェア氏の妻であるエマ(Emma)さんはInstagramで、夫を私の人生で知ることができた最高の人々の一人と表現し、「私の心は永遠にあなたを見つけるでしょう」と深い悲しみを綴りました。また、母親のサラ(Sarah)さんも、1999年8月17日午前2時36分に彼が生まれた時の思い出を振り返り、「早すぎる」と追悼の意を示しています。
事故直前の状況について、ウェア氏は事故の約1時間前、ニューポートビーチで警察車両に呼び止められているように見える写真をInstagramに投稿していました。また、事故当日の早い時間には、自身が運営する定期的なカーショーに出席していたと伝えられています。
現在、アーバイン警察は事故の詳しい状況について引き続き調査を行っており、事故前に当該車両を目撃した人物への情報提供を呼びかけています。