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ウクライナ軍ドローン、国境から2500キロ離れたロシアの施設を攻撃

ウクライナ軍がオムスクの石油化学工場と物流倉庫を狙ったドローン攻撃を行い、一方、これとは別にロシア軍のドローン攻撃によりウクライナ中部ドニプロペトロウシク州で3人が死亡した。

ウクライナ軍ドローン、国境から2500キロ離れたロシアの施設を攻撃

ウクライナ軍がオムスクの石油化学工場と物流倉庫を狙ったドローン攻撃を行い、一方、これとは別にロシア軍のドローン攻撃によりウクライナ中部ドニプロペトロウシク州で3人が死亡した。

ウクライナ軍ドローンがオムスクおよびペルミ地方のロシア施設を攻撃

10月24日、ウクライナのドローンは国境から約2,500キロメートル離れたシベリアのオムスク市にある複数の標的を直撃した。ウクライナの監視チャンネルであるエクセリノバ・プラス(Exilenova Plus)によると、オムスクでは「オムスク・カウチュク」ペト化学工場で火災が発生した。

オムスク州知事のビタリー・ホツェンコ氏は、同地域の北部工業地帯がドローン攻撃を受けたことを認めた。オムスクのロジスティクス拠点が攻撃されたとホツェンコ氏は述べ、職員が速やかに避難し緊急サービスが現場で作業にあたっていると説明した。ウクライナの防衛関連企業であるファイア・ポイント(Fire Point)は、自社の長距離自爆ドローンがオムスク・カウチュク工場およびオゾン社の倉庫複合施設を攻撃したと発表した。同日の攻撃では、ロシアの大型オンライン小売企業オゾンのオムスク市内にある倉庫も直撃を受け、大規模な火災が発生したと伝えられている。オゾンの広報担当者は、事前避難により負傷者は出なかったものの、当該倉庫の製品は注文不能となったことを確認した。

ウラルケム傘下のベレズニキ化学工場での被害と過去の攻撃

一方、ウラル州ペルミ地方の都市ベレズニキでは、10月23日の朝にウラルケム傘下の「アゾット」化学工場がドローン攻撃を受け火災が発生した。ペルミ地方のドミトリー・マホニン知事は、夜間に防空システムが20機のドローンを迎撃し、落下した破片によってベレズニキ市や近隣のソリカムスクの住宅の窓ガラスが割れたと発表した。工業施設も軽微な損害を受けたとマホニン知事はテレグラム上で報告している。

独立系メディアのアストラなどが公開された現場の煙の映像から特定したところによると、標的となったアゾット工場は硝酸やアンモニアなどを製造し、軍事産業向けに爆薬の原材料を供給している。同工場は国境から1,500キロ以上離れており、2025年10月や2026年9月にも同様の攻撃を受けていた。

露軍によるドロンの迎撃発表とウクライナ側での人的被害

ロシア国防省は、木曜日の夜から金曜日の朝にかけて、ロシア全土および併合されたクリミアの上空で合計443機のウクライナ製ドローンを迎撃したと発表した。

これと並行して、ウクライナ国内でもロシア軍による大規模な攻撃が継続している。ウクライナのドニプロペトロウスク州では、ロシア軍のドローン攻撃により11歳の少女を含む少なくとも8人が負傷し、3人が死亡したと地方知事が報告した。この攻撃によりアパートの4階部分で火災が発生し、近隣の商店や複数の自動車が損害を受けた。

エネルギーインフラの混乱とクリミア・東南部への影響

ロシアエネルギー省の発表によると、ウクライナ側によるエネルギーインフラへの攻撃は、クリミア半島のほか、ロシアが統制するウクライナ東部および南部のヘルソン、ザポリージャ、ドネツク、ルハンシク各州の一部地域で電力供給を遮断させた。同省は被害を受けた正確な人数を公表していないものの、送電網を安定化させるため一時的な停電措置が導入され、復旧作業員が電力の復旧にあたっているとしている。

ウクライナ軍ドローン、国境から2500キロ離れたロシアの施設を攻撃
写真:The Times of India
【ウクライナ ドローン部隊】ウクライナ戦闘進化…最新鋭「ドローン兵器」作戦に密着 兵士の本音は/戦場のリアルに密着 ウクライナ軍“ドローン部隊” 徹夜の任務で目撃
執筆者について: nipponese

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