イーロン・マスク、中国電気自動車への米国による輸入関税引き上げに抗議

ジャカルタ

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は、中国製電気自動車の輸入に対する関税引き上げという米国政府の政策に抗議した。

この発言は、世界の自動車産業を破壊していると非難されている中国を規制する必要があると述べた昨年1月の発言と矛盾している。

パリで投資家たちを前に、イーロン氏は市場をゆがめる政策は好きではないと述べた。ちなみに、ジョー・バイデン米大統領は今月、国内製造業の保護を理由に電気自動車を含む中国製品への新たな関税を導入した。

バイデン政権はドナルド・トランプ前大統領の政策を維持しつつ、電気自動車の関税を4倍の100%以上に引き上げるなど、他の関税も引き上げた。ホワイトハウスは、新たな措置は180億ドル相当の中国からの輸入品に影響を与えると述べた。

「テスラも私もこれらの関税を要求したわけではない。実際、発表されたときは驚いた。取引の自由を妨げたり、市場を歪めたりするものは良いことではない」とイーロン・マスク氏は土曜日(2024年5月25日)ロイター通信に語った。

「テスラは関税や差別的支援なしで中国市場でかなり競争力がある。私は無関税を支持する」と数日前にバリ島を訪問したイーロン氏は付け加えた。

マスク氏は1月、貿易障壁がなければ中国の自動車メーカーが世界の競争相手を圧倒すると警告した。

「貿易障壁が設けられなければ、世界の他のほとんどの自動車会社は破滅するだろう」と彼は結論付けた。

(アイリー/hns)

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#イーロンマスク中国電気自動車への米国による輸入関税引き上げに抗議
2024-05-25 10:26:52

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