拡大表示
イランの首都テヘランの繁華街に25日、破壊された米空母を描いた絵画が掲げられた。青い空母の甲板から赤い血が流れる光景は、遠くから見ると「血に染まった星条旗」を彷彿とさせる。テヘラン=AP通信 米国が反政府デモを流血弾圧し、空母を含む主要戦力を中東に集中させたことについてイラン政府に警告を送ったとき、イランは即時報復を誓約し、戦う意志を示した。
AP通信は25日、イランの首都テヘランの繁華街広場の大型看板に、攻撃され破壊された米空母の写真が掲げられたと報じた。青い空母の甲板から赤い血が帯状に海に流れ込むシーンで、全体的には「血に染まった星条旗」のように見えます。絵の片側には「風を蒔けば旋風を刈り取ることになる」という警告メッセージも書かれている。米軍が介入すれば強力な報復をするという意志を反映したプロパガンダ作品と解釈されている。絵画が展示されているエンゲラップ広場は、州が主催する集会場として使用されている場所。
イラン高官は24日、ロイターに対し、「限定的攻撃、全面的攻撃、外科的攻撃、物理的攻撃など、どのような攻撃と呼ばれても、いかなる形態の攻撃もわれわれに対する全面戦争とみなし、われわれは可能な限り最強の方法で対応する」と語った。デモ参加者の流血弾圧を主導するイラン革命防衛隊のモハマド・ファクプル司令官は22日、イラン国営テレビで発表した声明で、「革命防衛隊とイランはこれまで以上に準備ができている」「引き金に手をかけて最高司令官の命令と行動を実行する用意ができている」と述べた。
ドナルド・トランプ米大統領は以前、イランに対して軍事行動をとる可能性を示唆したがその後一歩後退したが、最近ではイラン近海への軍隊の配備を大幅に強化している。特に米国は原子力空母エイブラハム・リンカーンや駆逐艦3隻からなる空母戦闘群を含む多くの海空軍を中東に移動させている。アジア太平洋地域を出発したエイブラハム・リンカーン空母打撃群は最近、インド洋を経由して中東に向かっている。 F-35ステルス戦闘機を搭載したエイブラハム・リンカーン空母打撃群が中東に到着すると、すでにバーレーンに入港している沿岸戦闘艦3隻と、すでにペルシャ湾に配備されている米海軍駆逐艦2隻に加わることになる。
トランプ大統領は22日、専用機エアフォースワンで記者団に対し、「(米軍の)大艦隊が(イラン地域に)向かっている。何も起こらないことを願うが、我々は彼ら(イラン)を注意深く監視している」と語った。分析によれば、この発言は有事の際には軍事行動がとられる可能性を示唆したものだという。
一方、イランでは反政府デモの弾圧で3万6500人以上が死亡したと報じられた。英国に拠点を置くイランの反政府メディア、イラン・インターナショナルは、8、9日の2日間、イラン全土で治安部隊による流血の弾圧で3万6500人以上が死亡したと報じた。アメリカの時事誌タイム誌はイラン保健省高官の話として、8、9日の2日間で最大3万人が死亡した可能性があると報じた。
© dongA.com 無断複写・転載を禁じます。無断転載・再配布・AI学習等の使用を禁止します。
#イランダウンタウンに血に染まった星条旗の大きな壁画米空母接近警告 #イラン東亜日報