北京(AP通信) — イタリアのジョルジャ・メローニ首相は今週、中国を公式訪問し、欧州連合(EU)との貿易戦争への懸念と、自動車製造業やその他の分野への中国からの投資誘致への継続的な関心が織り交ぜられる中、関係の再構築に努めている。
メローニ氏は、イタリアと中国のビジネスリーダーとのフォーラムに先立ち、日曜日に中国の首都で李強首相と会談した。
彼女の5日間の訪問は、世界貿易を刺激し、中国と他国との関係を深めるために世界中に電力と輸送のインフラを構築するという中国の習近平国家主席の代表的な政策である中国の一帯一路構想からイタリアが脱退してから数ヶ月後に行われた。
2019年にイタリアが加盟を決定したことは、中国にとって政治的なクーデターと思われ、西欧への進出と、当時激化していた米国との貿易戦争における象徴的な後押しとなった。しかしイタリアは、約束された経済的利益は実現せず、加盟が他の西欧諸国政府や米国との摩擦を生んだと主張している。
それでもイタリアは中国との強固な経済関係を追求することに熱心だ。イタリアのフィアットを含む大手自動車メーカー、ステランティスは5月、中国の電気自動車新興企業リープモーターと合弁会社を設立し、欧州で電気自動車の販売を開始すると発表した。
電気自動車は中国とEUの貿易摩擦の高まりの象徴となっており、EUは7月初旬に中国製電気自動車に最大37.6%の暫定関税を課した。両国は11月初旬の期限までにこの問題を解決すべく協議を行っている。
一方、中国は、EUが中国製EVに関税を課すと発表したわずか数日後に、欧州の豚肉輸出に対する反ダンピング調査を開始した。
土曜日に北京に到着したメロニ氏は、昨年9月に主要20カ国の首脳が集まるG20サミットの際にニューデリーで会談し、これまでにも李氏と会談している。