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2024-10-02 22:30:00
現在、コロンビア大学の政治学教授であるフライリヒ氏は、2014年にオバマ大統領(当時)の政権幹部がネタニヤフ首相を「チキン野郎(chickenshit)」と呼んだと報じられたことを挙げ、イスラエルとアメリカの関係は以前から緊迫していたと指摘している。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)中東開発センター(Center for Middle East Development)の特別研究員ベンジャミン・ラッド(Benjamin Radd)氏は、バイデン大統領の”レーム・ダック化”がネタニヤフ首相の意思決定に影響を与えている可能性があるとBusiness Insiderに語った。
「イスラエルの首相は国際社会で —— あるいは少なくともここアメリカで —— 自分に好機がめぐってきたことに気付いたという状況だろう。1つは動揺、もう1つはイスラエルの外交政策に関して自分にとって有利になるかもしれない見解を持つ候補者だ」とラッド氏は言い、11月の大統領選でトランプ前大統領が勝利する可能性について言及した。
ネタニヤフ首相は、バイデン大統領の退任が迫っている状況でなければそうはならなかったかもしれない形で、エスカレーションの機会を捉えているようだとラッド氏は指摘している。
シラキュース大学の安全保障・外交政策の専門家ショーン・マクフェイト(Sean McFate)氏は、空爆は紛争の「大きなエスカレーション」であり、イスラエルは外部からの要求に簡単に屈するアメリカの「指人形」ではないとBusiness Insiderに語った。
「アメリカがリードを引っ張れば、ビビはわたしたちの思い通りになると考えるのは思い上がりだと思う」とマクフェイト氏はネタニヤフ首相のあだ名を使って話した。イスラエルはナスララ師を排除したことで大きな勝利を収めたと同氏は指摘する —— バイデン大統領もこれを、ガザとレバノンでの”外交”を呼びかけたのと同じ声明の中で「正義の措置」と認めた。
マクフェイト氏は、ネタニヤフ首相もアメリカを信頼できないパートナーと見なしているかもしれないと付け加えた。
ロイター通信は5月、バイデン政権がガザ南部ラファへの侵攻に反対するため、イスラエルへの武器支援の一部を停止したと報じた。
「武器を約束したが期限内には届けない、と」とマクフェイト氏はネタニヤフ首相の”頭の中”を想像した。結局、イスラエルはラファでの軍事作戦を実行した。
アメリカはイスラエルへの軍事支援を続けている。4月には、イスラエルに140億ドルの軍事支援を追加する予算案を可決した。
「イスラエルの安全保障は非常に重要だ」と当時、バイデン大統領は語った。
「イスラエルがイランとイランの支援するテロリストから自国を守るために必要なものを常に確保する」
ヒズボラの最高指導者の殺害とそれに続く地上侵攻は、ディエスカレーションへの道をさらに不透明なものにしている。
汚職の嫌疑をかけられていること(本人は否定している)、2023年10月以来ハマスに拘束されている残りの人質をまだ取り戻せていないことから、政治的に不安定な立場にあるネタニヤフ首相だが、今はむしろ大胆になっているかもしれないとマクフェイト氏は言う。
「問題は次に何が起こるかだ。イスラエルはエスカレーションするのか? ヒズボラはエスカレーションするのか? イランはエスカレーションするのか?」
「わたしたちは10月7日以来、最も不安定な時期にある」
Business Insiderはアメリカの国務省およびイスラエルの首相官邸にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
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