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2025-11-07 01:30:00
- パープレキシティによると、エージェントAIウェブブラウザのCometのアマゾンへのアクセスを巡り、アマゾンから「いじめ」を受けているという。
- アマゾンは「攻撃的な法的脅迫」を送付してきた、とパープレキシティは11月4日のブログに書いている。
- アマゾンの広報担当者は、他のプラットフォームで購入するAIツールは「参加するかどうかについてサービス提供者の決定を尊重すべきだ」と述べた。
巨大テック企業と注目のAIスタートアップが、AIエージェントが実際にどの程度の購入する力を持つべきかを巡って争っている。
パープレキシティ(Perplexity)は、評価額180億ドル(約2兆7700億円)のAIスタートアップで、注目のAIウェブブラウザ、Cometの開発元だ。同社は11月4日にブログを更新し、アマゾン(Amazon)から法的脅迫を受けたと述べた。
「アマゾンから攻撃的な法的脅迫を受け取った。CometユーザーにアマゾンでAIアシスタントを使うことを禁止するよう要求されている。これは、アマゾンのAI企業に対する最初の法的攻撃で、すべてのインターネット・ユーザーにとっての脅威だ」と「Bullying is Not Innovation.(いじめはイノベーションではない)」と題したブログの投稿に、パープレキシティは書いた。
「アマゾンは、自社プラットフォームでの買い物に、顧客が自前のAIアシスタントを使うことを阻止したいのだ」とパープレキシティは書いた。
「本来はアマゾンは喜ぶべきだ。買い物が簡単になれば、購入は増えるし、顧客も嬉しい。だが、アマゾンにとってはどうでもいいことのようだ。アマゾンの関心は、広告やスポンサー付きの検索結果を見せ、アップセルや紛らわしい提案で、顧客の購買決定に影響を与えることだ」と同社は付け加えた。
これはパープレキシティと同社のアラビンド・スリニバス(Aravind Srinivas)CEOに対して放たれた、最初の法的攻撃だ。スリニバス率いるパープレキシティは、AIブームに登場した中で最も評価額の高いAIスタートアップの1つだ。パープレキシティのAI検索製品の人気は証明されているが、データアクセスやトレーニング方法を巡っては、法的な異議申し立てにもつながっている。
アマゾンはこの件についてウェブサイトに声明を投稿した。
「顧客の代わりに他社から購入することができるサードパーティ・アプリケーションが、オープンに運営し、それに参加するかどうかについて、サービス提供者の決定を尊重しなければならないことは、極めて明らかだと我々は考えている」とアマゾンは述べた。
「そうすることで、顧客体験を有意義にすることができるし、他社、例えばフードデリバリー・アプリと注文を受けるレストラン、配送アプリと商品を販売する店舗、オンライン旅行代理店と顧客のチケットを予約する航空会社などもそうだ」と声明は続けた。
「パープレキシティのCometなどのエージェント型のサードパーティ・アプリにも同様の義務があり、我々は繰り返し、パープレキシティがCometでの体験からアマゾンを削除することを要求している。特に、同社が提供する買い物および顧客サービス体験が、著しく劣化していることを踏まえてのことだ」
10月、レディット(Reddit)はパープレキシティを含む同社が「データ・スクレイパー」と呼ぶ企業を提訴し、レディットのデータを盗んでいると非難した。訴訟によると、パープレキシティにデータへのアクセスを止めるように通告した後、レディットからの引用が「数十倍」に増えたという。
パープレキシティは、ブリタニカ百科事典(Encyclopedia Britannica)やメリアム=ウェブスター(Merriam-Webster)からの訴訟のほか、ニューズ・コープ(News Corp.)のニューヨーク・ポスト (New York Post)やダウ・ジョーンズ(Dow Jones)からも、著作権侵害を主張する苦情を申し立てられている。ニューヨーク・タイムズは昨年、パープレキシティに停止通告書を送付したと報じられている。
パープレキシティの広報担当者は以前、Business Insiderに対し、同社は「いつでも、ユーザーが公共の知識に自由に公平にアクセスすることができる権利のために闘う」と語っていた。
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