マーベル・スタジオの『X-Men』リバイバルにおいて、アサ・ジャーマンがウォーレン・ウォージントン3世、別名「エンジェル」役に就くための最終交渉に入っている。ジャーマンは当初サイクロプス役の候補の一人であったが、ケヴィン・ファイジー率いるスタジオ側が彼の演技に感銘を受けたため、エンジェル役が提示された。
アサ・ジャーマンが獲得した「エンジェル」役の背景
背中に生えた羽による飛行能力を最大の特徴とする一方、原作の歴史のなかでは身体が深く傷つき、ヴィランであるアポカリプスによって金属製の飛翔翼へと改造されるという過酷な運命もたどってきた。スタン・リーとジャック・カービーによって創造されたこのキャラクターは、1963年の『X-Men』第1号で初登場した。映画版としては、2006年の『X-Men: ファイナル ディシジョン』でベン・フォスターが、2016年の『X-Men: アポカリプス』ではベン・ハディがそれぞれ同役を演じており、今回が実写映画としては3度目の登場となる。
ジャーマンは、スーパーパワーを持つ若者が犯罪対策大学に通う物語を描いた『ザ・ボーイズ』のスピンオフ作品『Gen V』でサミュエル・“サム”・リオーダン役を演じたほか、『スクリーム7』ではバーのタップ装飾に突き刺さり不慮の死を遂げるルーカス・ボウデン役を演じている。彼はCAA、ブリルスタイン・エンターテインメント・パートナーズ、およびジャコウェイ・オースティンに代表されている。
MCU版『X-Men』を支える豪華なキャスト陣とスタッフ
本作の監督には、『サンダーボルツ*』のジェイク・シュライエールが就任している。脚本については、『BEEF/ビーフ』のクリエイター兼ライターであるリー・ソンジンが、ライターのジョアンナ・カロと共に新たなドラフトに取り組むことが決定した。
キャスト陣には、サディ・シンク(ジーン・グレイ)、キット・コナー(サイクロプス)、クリストファー・アボット(プロフェッサーX)、サマラ・ウィービング(エマ・フロスト)、インデ・ナバレット(ローグ)、マヤ・ボイド(ストーム)が名を連ねている。シンクは、大ヒット作『Spider-Man: Brand New Day』でジーン・グレイとしてデビューした。また、ナバレットは役柄が判明する前、自身がミスティーク役を目指していたことを数回語っていた。
さらに、ヴィランのミスター・シニスター役としてアダム・ドライバーの起用が決定した。ドライバーは以前、ペドロ・パスカルが就く前のミスター・ファンタスティック役の候補として名前が挙がっていた。
「ケヴィンと私は、私がMCUに参加することについて何年も話し合ってきました。今、完璧なタイミングで、私が深く想いを寄せているキャラクターが登場する完璧な映画が見つかったと感じています」 Adam Driver, actor (at D23)
公開時期と今後の制作スケジュール
マーベル・スタジオ側は今回のキャスティング報道についてコメントを控えているものの、夏の間を通じてオーディションや本読み、テスト撮影が精力的に行われてきた。その結果として、主要キャラクターのピースが着実に埋まりつつある。

マーベル・スタジオによる本格的なミュータント導入の第一歩となる本作は、2028年5月5日の劇場公開を目指して制作が進行している。